横浜市南区の不動産会社栄都

擁壁の木枠にコンクリートを流し込むと…

31日に予定通りコンクリートが擁壁の本体に流し込まれました。

化粧合板で型枠をつくったので、きっときれいな表面に仕上がる予定です。

さて、このコンクリート…どれくらいで乾くのでしょうね?調べてみると意外なことがわかりました。

以下は文献を参考にお伝えします。
コンクリートを打ち込み後、数時間もすれば凝結しはじめどんどんかたまっていく。

概ね1~2日くらいすればある程度の強度は確保できるが、設計基準強度に達するのは概ね4週間程度

(夏場などは、2~3日で達する場合もある)

硬化自体は程度の違いはあれ、ある程度の乾燥・収縮があると考えるべき。

資料によれば、比較的、小寸法のもので5年、大寸法のもので、10~15年はかかる。

ただし、最初の1ヶ月で35~50%、1年で60~80%程度終了する。

躯体の乾燥・収縮に関わる要件としては、実際に施工したときの水とセメントの比率(調合)やセメントの種類または、

打ち込みの時期(季節)や場所・方法によって大きく左右される。

※参考文献 「コンクリートの構造物の維持と補修」
著者 成井信、 上坂康夫、 坂手道明  発行 鹿島出版会

 

コンクリートの世界にはまだまだ奥があって、いろいろ機能を備えた特許製品があるようです。

3~4日乾かす時間があるので、その間は作業は停止します。

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