賃貸アパート・マンションの新しい形(レイアウトやインテリア)を探ろうと、
地元、相鉄不動産が沿線にあるフェリス女学院大学の学生さんと7月をめどに討論を重ねている…というニュースが今年の4月にありましたが、
つい先日テレビでその研究?発表の様子が放映されていました。
部屋の大きさが確か26㎡程度と制限されていましたが、途中経過でどういう意見が多いかというと…
それは意外でした。
基本的に彼女らは部屋に“癒し”を求めていて、バスルームや洗面台周辺を充実させて、リビングはその分、削ってもOKとのことでした。
まぁ女子大生のサンプルとして10人というのが適当か否かは別として、また、彼女らの意見が女子大生の総意…というわけでは無いと思いますが、
そういうとりあえずの結果が出たということでした。
相鉄不動産は、すでにこの結果を得て建築する建物が決まっているらしく、
はたして研究結果が期待される結果を得るか…見ものです。
私は内情を知りませんが、もし…ですけど、間取りが不評で入居者が埋まりません…ということがないように、
フェリスがアパートの所有者に対して家賃保証をしているかもしれません。
ん?もしかしたら、フェリスがマンションの所有者で、相鉄不動産が家賃保証?
わかりませんが、結果どんな部屋が出来るか楽しみです。
以前、アパート・マンションの企画をしているとき、
キッチンやバスルームに焦点を当てた部屋を作っては?という意見も出ましたが、
ハズした場合(入居者が入らなかった場合)のリスクを考えると実現できませんでした。
学生さんたちが、理想と現実の差に目覚めるか、とんだ良い物件となるか、
ここはひとつ、奇抜なものをつくって新しい流れをつくってみて欲しいものです。
期待します!