先日ニュースで、老後どこ(の都道府県)に住みたいか?というアンケートで、沖縄が全世代でトップになったというのがありました。
またまたアンケート集計ですので、見る角度を変えれば、いろいろな結果に結び付けられるものではありますけど、
それを前提に考察します。
一般論とあまり乖離してないか…というのが私の感想です。
20・30歳代の若年層は「雰囲気」、60歳代以上の年配層は「気候」を重視する傾向が見られたそうですが、
私が沖縄に行った時は、ものすごく暑くて早く戻りた~い、と思ったものです。
おまけに老後に住みたい都市は?という問いに、「那覇市」が総合一位というのですから二度驚きました。
沖縄でも那覇はもう都会で、どこかの都市とあまり変わらないような気がしました。
2位以降は以下のとおり。
東京23区、札幌市、京都市、大阪市、横浜市
お、横浜市!・・・入りましたね~。よかった。
選んだ基準は、「地元だから」「以前住んでいたから」「知り合いが多くいるから」と、ごく普通の回答でしたが、
これを例えば富山県に限ってアンケートをとれば、
老後住みたい所に「富山県」がトップになるはずです。
単にインターネットの利用者が多いから上のような結果になったというか…あまり有効なアンケートじゃないような気がします。
私はアメリカに行った時、ニューヨークは、他のアメリカと全く違うことがわかりました。
だからニューヨークでのアンケートや投票結果が全米の意見と考えるのは間違いだと感じました。
ニューヨークからちょっと飛行機で飛ぶと、下はず~っと野原。
西に行けばず~っと砂漠が続きます。
だからアンケートというのは、どこで誰がどういう質問をしたか?が重要で、
得られた結果もデータの加工次第で「出したい結論を出す」こともできることを知っておいていただきたいと思います。
私が老後住みたいのは、「逗子」「横浜」「京都」「神戸」「北海道」の順かな?
逗子は、短パンTシャツ、サンダルで歩いていてもOKなところが好きです。