白蟻はあんなに小さいのに、放っておくと何千万円も掛けて建てたあなたの家を食べ尽します。
私は白蟻が柱を一本食べ尽くした跡をみたことがありますが、
外から見たら・・・実はほとんどわからないんです。
普通の柱だろうと思って手をついたら大変!ふにゃふにゃなんです。
その柱を交換するべく取り除くと、すでに白蟻はかなり前に退散した後でしたが、
驚きました。
年輪の堅い部分はそのままに、柔らかい部分がそっくりそのまま無いのです。
ですから、材木の内側は紙がひらひらしているような…そんな様子なのです。
もちろん柱としての強度などあるはずがありません。
そのお宅はリフォームの最中だったので、そっくりその柱一本立て直しましたが、
他人事ではないと思い、自宅のチェックもしてもらったものです。
ただ、この白蟻業者…これも曲者で、
うわさですが、
あらかじめ白蟻を持込み、床下に放してそれをビデオカメラで撮ります。
部屋でモニターを見ているその家のオーナーはびっくり!
“すぐ駆除をお願いします!”
ろくな作業もせず法外な料金を請求して、“毎度ありぃ~”
ということをやっているというのですから…困りものですね。
うわさですけど。
こういった詐欺を予防するには、
不動産やリフォームと一緒で、
あなたが「信頼できる」不動産業者なり、リフォーム業者(または担当者)を1人持つことが重要なのです。
もし白蟻被害が不安でしたら当社にご相談ください。
信頼できる駆除業者さんを紹介します。
ついでに床下にもぐって撮った映像が、本当かインチキか簡単に見極める方法もお教えします。
その業者さんから伺ったことですが、庭に起きざらしになっているあらゆる木製品、
例えば、ラティス(ついたて)、木製の雨戸の壊れたもの、木製の柵、椅子、置物…こういうのが白蟻は大好きなのだそうで、今、庭にこういう物が置いたままになっていたら注意して、捨てるか時々乾かすようにしてください。
白蟻…この季節、くれぐれもご注意ください。