横浜市南区の不動産会社栄都

家を持つということ その4 ~めぐり巡って同じ間取り~

昔の大作曲家が残した楽譜が発見された時の話。

あるメロディーを書いたあと、修正に修正を重ね(当時は修正液など無いので紙を貼り重ねていた)られた所を分析してみたら、
結局、最初のメロディーに戻っていた…ということがありました。

そういうことって身の回りにもありますよね?

建売住宅の間取りにはいつも感心させられます。
どんな土地の形でさえ、三角形でさえも、ちゃんと部屋数を入れてきます。
すごい技術だと私は設計者を尊敬します。
ところが、あなたが自宅の設計者になろうとPCで間取りソフトで新規作成画面を出しても、なかなか作業がはかどらないものです。

散々トライした結果、建売業者が引いた図面と酷似したことに…ということは良くあることです。
決して悲しまないでください。彼らはプロの間取り師…間取ラ~(マドラー)ですから(笑)
それに近づけたあなたはかなり凄いのです。

とはいえ、もし注文住宅を建てる予定のあなたは、「これだけは譲れない」というものだけ持っておいてくださいね。
例えば、リビング階段、1階リビング、和室の有無、全開口サッシなど…あとは打ち合わせしながら!

細かい話ですが、アレルギーに敏感な方などが室内を塗り壁にするのというのが流行っています。
漆喰と珪藻土、場所による使い分けもあるみたいですね。

材料を買って、ご自身で塗るのも面白いかもしれません。

珪藻土のメーカーが講習会を開いていたりしますので、そこで少し練習すればできるようになります。
指でご家族の名前を全部残したりするのもいいですね。
(現在では、ハウスシック症候群に対応して建築基準法も改正されています)

最近はフリープランの新築より、新築完成後のものに人気があるようですが、
そういった建売住宅でも、着工前か直後に契約すれば、いろいろ仕様を「選べる自由」を獲得できます。

何千万円もかけて、そしてずっと住む大事な家です。
仕様を選べる自由って、すごい特典だと住み始めた後できっと実感されると思いますよ!

建売住宅は、「建つ前に買う」が賢い買い方です。

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