先日、中古マンションを購入したいと言うお客様が来店し、希望条件に近い物件を
探し案内したところ、買主様も気に入って頂き即日申し込みまでして頂きました。
そして、契約に向けて司法書士への連絡・決済時の場所確保(銀行への連絡)・
買主様へ準備して頂く書類、費用、スケジュール確認・物件調査・火災保険加入等
準備を進めていきました。
…しかし!契約に向けての話を進めていく中で、買主が追い焚き機能付きの
お風呂でないとダメだと言いだしました。
申し込み時点で追い焚きが無い事は確認済みだったのですが…
急遽、リフォーム業者に物件を確認して頂き思ったよりも安く、工事期間も2~3日で
出来ることが分かりその旨買主へ報告しました。
またまた…しかし、買主は追い焚き機能が付いた状態でなければ契約できないと言いだしました。
そのためには、所有権を買主側に移転しないと工事は出来ない旨を説明したのですが
一向に理解・納得してもらえず、その状態では契約は出来ないという始末…。
ちなみに買主は、80歳近くで1Kタイプ(3点ユニット)を予定していました。
1Kタイプ(3点ユニット)で追い焚き機能付き物件はほとんどないのですが…
結局、契約は破棄になりました。
成約出来なかった事は非常に残念に思っていますが、仲介業の一連の流れ
(途中で終わってしまいましたが‥)を経験できたことは言葉で聞くよりもより理解できました。
今回の経験を無駄にせず、買主側との話の進め方など反省点もあるので今後の業務に活かせるように
取り組んでいきたいと思います。