長期優良住宅は、平成21年6月に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって認定されるようになりました。
「劣化対策」「耐震性」「維持管理・更新の容易性」「可変性」「バリアフリー性」「省エネルギー対策」「居住環境」「住戸面積」「維持保全計画」の9項目を高いレベルでクリアした物件を国の法律で長期優良住宅として認定します。
◆長期優良住宅=家の寿命が長い=資産価値の高い住宅…という評価に繋がります。
今はまだ認知度が低い為、長期優良住宅だからと言って価格を大幅に上げることはできないという事です。
しかし、将来の購入条件の一つになるかもしれない要素がある為、専門家の中では長期優良住宅の購入を今が買い時と言う方もいるそうです。
又、長期優良住宅の認定を受けている物件では、購入時の登録免許税などが軽減されたりローン控除の控除額が上乗せされ、フラット35の金利引き下げ期間が20年に延びたり、フラット50を利用できる特典もあり税金の優遇を受ける事が出来ます。
現在、長期優良住宅の一般市場流通はまだまだ少なく将来このような物件が増えて行くのでしょうか。
今後のメーカー側の戦略や消費者側の認識向上次第では着実に増える可能性がありそうです。