昔ほど珍しくなくなったもののひとつに、家庭用リフトがあります。
今ではパナソニックの家庭用エレベータがテレビCMで宣伝されているほどです。
家の中のエレベータもさることながら、私が言いたいのは門扉から玄関までの高低差を解消するリフトです。
私の実家もそうですが、新しく造成した分譲地はもともと山だったところを切り盛りしてつくりました。
するとある場所は地下車庫になったり、門扉から玄関まで階段を何段か上り下りしないといけなくなります。
若いころは何の問題も無かったのですが、歳をとってくると一段一段が辛くなります。
トレーニングの意味で段差があるのは良いことだと思っていますが、けがをしたり、痛めてしまってからではそうも言っていられません。
段差のないマンションに引っ越すかという選択肢が出てきますが、
長らく住んだ土地を離れたくない…という心理もはたらきます。
そこでぜひ検討いただきたいのが屋外用のリフトです。
直線の階段でも曲がっていても設置可能です。
動力は電気のがほとんどです。
以前、湘南で仲介をしていたころ、敷地の下端から玄関まで「自家用モノレール」があるお宅がありました。
上に行けば、海、山を見下ろす素敵なロケーションでした。
リフト…じゃなくモノレール。とてもユニークだったのでテレビでもよく紹介されていました。
林業で使われたものが一般に改造されたものだと思いますがガソリンエンジンが力強く働いてくれました。
モノレール…とは言いませんが、高低差がある物件もリフトひとつでとても快適になります。
価格は距離や設置する方法にもよるので、一概に言えませんが100~200万円程度のようです。
もちろん、そのへんもご相談ください!