TPPの“交渉”に参加、不参加するかでかなり揉めていますが、
“交渉”に参加すると“加入”することが確約されたことになってしまうものなのでしょうか?
一方で、農業、工業にスポットが浴びていますが、私たち不動産業はどうなのでしょう?
私の基本的なスタンスはTPP参加に反対ですが、テレビのデジタル化と同様、世界的にそういう雰囲気なのかもしれません。
日本の不動産業の形態は世界的に見てとても特殊だと思います。
欧米の不動産取引は、売りにおいてのみ手数料が発生して・・・いえいえ、もっといろいろなところが違います。
間違えないでくださいね、欧米のシステムに対して“遅れている”とは言いませんよ、“違う”のです。
それに、宅建主任者の国家資格も…今は事業所ごと営業マン5人に有資格者が1人以上いればOKですが、
欧米方式だと、何かしらの資格を持ってないと、その仕事すらできません。
日本でそんなことになったら、大量の失業者が出るでしょう。
ま、そんなことは無いと思いますが、TPPというのは“欧米人が欧米人の(利益)”のためにつくったルールでしょうから、
なんで、違う文化で育った日本が仲間に入らないといけないのでしょう?
日本も、TPPを待たずに、ジャパン・アジア・パートナーシップでもつくって、日本方式を守りとおすのも手だったんではないでしょうか?
ジャパン…の頭文字を取るとJAP…ジャップじゃ語呂が良くないですね、PJAとならいいか(苦笑)
不動産業も“欧米化”を迫られるのでしょうか?