たまに道路に「都市再生街区基本調査」の印が埋め込められている箇所があります。
その“都市再生街区基本調査”とは、何なんでしょうか?
都市再生街区基本調査とは、都市部の地籍調査を推進するための
基礎的データを整備するものです。
都市部の地籍調査においては、土地の権利関係が複雑で筆数も
多いことから、その進捗率は低位にとどまっています。
このような都市部の地籍整備の状況を改善し、都市開発事業や
公共事業の円滑化・迅速化及び安心のできる土地取引の基盤づくり
を進めていくことが都市再生を推進する上で極めて重要であること
から、平成15年6月の都市再生本部会合において、全国の都市部における地籍整備を推進することとされました。
事業内容は…
2. 現況測量のための基準点の整備
3. 公図上の角(公図の四隅等)の現況測量
4. 公図の数値化
5. 成果のとりまとめ、データベース化
となっています。
実施団体は国で、調査実施区域は調査対象市区町数 719 調査対象面積 約 10,100km²
となっています。
情報の閲覧、ダウンロードは無料で国土交通省のホームページで確認する事が出来ます。