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横浜市南区の不動産会社栄都

6.18 解体が始まりました

2012年7月3日 火曜日

木造のアパートを解体してここに戸建住宅を建てます。

解体対象のアパート

昭和51年築のアパートですが、36年間お疲れさまでした。

解体に先立って、当社で周辺の方々へ挨拶に伺いました。

 

解体はまず、人の手で分別を行います。

そのあと、内装をバリバリと剥がしていき、それも分別していきます。

作業員から、これは壊していいのかダメか…と聞かれるので、

まずは分別作業

わかってないといけません。

 

鉄骨造の心配ごと

2012年1月22日 日曜日

たとえば、親から相続を受けた不動産が、昭和55年築の鉄骨造…家も古びてるし、自分たちも住むつもりも無いから売るかぁ
…。
となった場合を想定します。

イメージ写真

その家は、つい最近まで親が住んでいたので、雨漏りも無ければ、ここのところの地震でも鉄骨ならではの安心感、ビクともし
ませんでした。

住もうと思えばリフォームして住めるし、建築費も当時結構したから、高く売れるかもしれないなぁ~…
くらいにお考えでしょうか?

実情はちょっと…いいえ、だいぶ変わってきます。

「鉄骨」がこの場合、問題です。

当時も今も、「鉄」は空気にさらすとすぐ錆びてきます。錆は素材の強度を落とすので、
それを阻止すべく「アスベスト」を吹きつけて対処しました。

ところがそのアスベストが今や悪者。
肺気腫という病気の原因になると言われています。

吹きつけのアスベストの場合、劣化してそれが飛散し、それを吸い込むのがいけないのですが、
昭和55年築となると、その劣化が心配なところです。

標準的な2階建ての住居…
木造でしたら、大体200万円前後で解体が出来てしまいますが、
鉄骨造…それもアスベストがあるとなると、プラス500~1,000万円かかると言われています。

家を大きなシートで覆って作業するだけでなく、他の素材と一緒に産業廃棄物にすることもできず処理する先も違うのだそうです。

不動産を相続したからといって、あまり喜べないケースですね。

それにしても当時当たり前だったアスベストを吹いただけでこんなことに…。

解体時のアスベスト飛散が心配?

2012年1月12日 木曜日

近所の工場が壊されていつのまにか宅地になりました。
ところが、その工場にアスベストが使われていて、解体する際にそれが飛び散り、肺に入って病気に…。
こういう社会問題があってから、アスベストの扱いにはとてもシビアになりました。

鉄骨に吹き付けられたアスベスト

解体業者さんも、アスベストがあったら、家に覆いをして解体しなければならず、
値段も大きく違ってくるので、見積もりの時にその辺をよく見ていきます。

そもそも、アスベストは当時とても便利な素材でした。
鉄骨にそれを吹き付けておけば、空気と触れることなく錆が防げました。それがまた安価だったので普及しました。

理科の実験の時に、ビーカーの液を温める時に、アルコールランプの上に置いた板がアスベストでした。
そんなイケナイ物質とは全然知りませんでした。

でも、今、たとえば新築をしようとする方は心配しないでくださいね。
業界でもアスベストは流通していませんから。

もしあなたのお宅の近隣で中古の一戸建てを解体するという場合は注意が必要です。

ただ、神経質にならなくていいのが、屋根に使われているスレート板、や軒天井(業界用語では「のきてん」)に使われているアスベストを含有している石膏ボードです。

これは解体時にはゆっくり剥がしていき、その他の産業廃棄物とは別に処理されるようです。
吹き付け処理されたものに比べたらアスベストの細かい繊維が飛散する可能性は非常に少ないので、
隣の家屋が解体されるからといってビビる必要はありません。

アスベストの繊維

昭和50年代より昔の鉄骨造の家ですと、アスベストの吹き付けがされているケースも考えられるので、
ちゃんと覆いをして処理しているか、見ておいた方がいいですね。

昔は便利で安いからとじゃんじゃん使っていたのに、いきなり悪者扱いされアスベストにとっては迷惑な話ですが、
怖いことですが、身の回りをみたら他にもあるかもしれませんね。

私はちなみにトランス脂肪酸であるマーガリンをなるべく食さないようにしてますが。