関西以外の人はあまり馴染みが無い場所ではありますが、
大阪の御堂筋、長堀通・・・このあたりは企業や高級ブランド店が集まる商業エリアです。
大阪市はその周辺の建築に関する規制緩和をして、ビルの上層部3分の1を居住用にできる…ようになるとのことです。
ただし、「世界的ブランド・ストリート」を想定しているようで、居住用といってもその辺の人が簡単に借りることができる賃料にはなりそうにありません。
一方、ここ横浜でも、みなとみらい地区ができるまでは「関内で住む」なんてことはあまり考えられませんでしたが、今ではベビーカーを押すお母さんや、ランドセルをしょった子供、夕方には買い物袋を持った奥様方を多く見かけるようになっています。
上の大阪、横浜の例にあるように、日本の土地は都市計画法で定められる「用途地域」という縛りがあって、その領域によって造っていい建物が制限されていますが、
ちょっと法のさじ加減を変えるだけで、街並みはガラッと変わることになります。