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建売住宅の大手6社が経営統合で合意!

2013年1月7日 月曜日

建売住宅の大手メーカーというと…

アイディホーム(株)、(株)アーネストワン、(株)飯田産業、タクトホーム(株)、(株)東栄住宅、一建設(株)
などが挙げられますが、
実はこれらのパワービルダー6社が昨年12月25日、
2013年11月に経営統合することで基本的合意に達しました。

詳しくは他に譲りますが、一建設、飯田産業、アーネストワン、東栄住宅は、もともと創業者が同じ兄弟会社です。

タクトホームは初期の段階から飯田の傘下ということで、統合されるのはそういった企業だということです。

人口・世帯数減少による住宅市場の縮小、他業界からの新規参入、ストック市場の拡大、新興国での住宅市場・住宅需要の拡大などの事業変化に対応
するための強固な経営基盤を構築することが目的だそうです。
経営統合は、持株会社を設立し、6社はその完全子会社としてその傘下に入ります。
各社は上場廃止となり、共同持株会社が新規上場を行なう予定。

こういうニュースですが、業界地図はどうなってしまうのでしょう?

統合後どのような形での営業になるのか不明ですが、
これらに入っていない中堅や、当社のような小さいところはスタートの「土地の仕入」から苦戦しそうな感じです。

大手は、設計や大工さんなど多くのスタッフを抱えているので、
泳いでないと生きていかれないサメと同じで、仕入れて建てて売っていかないと会社が大変なことになってしまうので、
多少利益が低くても土地を仕入れていきます。
つまり売主から高い価格で買取っていくということです。

そうなると、利益を1件1件で出していかないといけない中小の建売業者はスタートから苦戦を強いられてしまいます。
つまり、ほとんど大手に土地を買われてしまい、なかなか自分たちが買える土地が無い…という状況になってしまうのです。

今日でさえ難しい環境ですので、さらに大手6社が統合されてしまったら、
・・・どうなってしまうのでしょう?

もちろん、こういう時頼りになるのはコネクション(人脈)ですね。