GW前半の3連休に当社自社物件「クリオ吉野町弐番館301号室」の現地見学会
を行い数組のお客様に内見して頂いたのですが、あるお客様が「ここの天井は
吊り下げタイプですか?それとも直天井ですか?」と質問がありました。
私はその質問を受け頭が???となってしまい、「申し訳ありませんが確認の上、改めてご報告させて
頂きます」…と返答をしました。
早速、吊り下げ天井と直天井を調べてみました。
◇ 基本的な天井の構造は大きく2種類あります。
1) 吊り下げ天井
従来の建築の作り方では最も一般的な工法で作られた天井です。
見分け方は脚立などで上にのぼって軽く天井を叩いてみるとわかります。
ある線に沿って硬くそれ以外のところで空洞間があればそれは吊り下げ天井です。
建築の作り方で天井を作る場合こうして構造体から格子状の枠(下地)を吊り下げて
そこに天井材を貼るのが一般的です。
またこの場合、ダウンライトや蛍光灯の灯具が埋め込まれている場合もあります。
2) 直(じか)天井
ここで言う直天井とは最近のマンションなどでよく見かけるケースで上部階
とのコンクリートの床板にそのままクロスを貼ったケースです。
吊り下げ天井と同じ方法で上に上がって軽く天井を叩いてみます。
どの箇所をたたいても空洞感のない硬い響きであればそれは直天井です。
もしある線に沿っては硬く、それ以外のところに空洞間を感じればそれは直天井
ではありません。
照明器具が埋め込まれてなくペンダント照明用の引っ掛けシーリング用コンセントが
むき出しで付いている場合が多いです。