土地を造成するには、いわゆる土木、測量、設計、建築にかかる業者さんたちがかかわってきます。
彼らの連係プレーがうまくできているか否かで、全体のスケジュールに大きく影響します。
お互いの作業が、それぞれの常識内なら全く問題無いのですが、
“普通ここまでやってくれるだろう” という予想、あるいは常識がたまに外れることがあります。
発注者としては、そういうことで作業が遅れることの無いように注意しておかなければなりません。
造成業者さんは、測量士さんが入れたポイントを手がかりに擁壁を組んでいきます。
これができていないと、土木業者さんは手がつけられません。
ところが、測量士さんが入れたポイントが、土木業者さんのダンプやユンボが走ることでなくなったりずれたりすることがあります。
工事をする人たちは境界のポイントにいちいち気を使っていられないのでしょうか?
そういう背景があって測量士さんは、何度か…少なくても、造成が終わった頃に境界票を付ける為に来ていただくことになります。
ところで測量士さんが覗いているあの機械は、水準儀というもので、基準点から各境界点を測り高さの測定をしています。
具体的にはよくわからないですけど。