‘測量’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

7.23 造成は連携プレーで

2012年7月23日 月曜日

土地を造成するには、いわゆる土木、測量、設計、建築にかかる業者さんたちがかかわってきます。

彼らの連係プレーがうまくできているか否かで、全体のスケジュールに大きく影響します。

お互いの作業が、それぞれの常識内なら全く問題無いのですが、
“普通ここまでやってくれるだろう” という予想、あるいは常識がたまに外れることがあります。

発注者としては、そういうことで作業が遅れることの無いように注意しておかなければなりません。

造成業者さんは、測量士さんが入れたポイントを手がかりに擁壁を組んでいきます。

これができていないと、土木業者さんは手がつけられません。

ところが、測量士さんが入れたポイントが、土木業者さんのダンプやユンボが走ることでなくなったりずれたりすることがあります。

工事をする人たちは境界のポイントにいちいち気を使っていられないのでしょうか?

そういう背景があって測量士さんは、何度か…少なくても、造成が終わった頃に境界票を付ける為に来ていただくことになります。

ところで測量士さんが覗いているあの機械は、水準儀というもので、基準点から各境界点を測り高さの測定をしています。

具体的にはよくわからないですけど。

都市再生街区基本調査とは・・・

2012年5月21日 月曜日

たまに道路に「都市再生街区基本調査」の印が埋め込められている箇所があります。

その“都市再生街区基本調査”とは、何なんでしょうか?

都市再生街区基本調査とは、都市部の地籍調査を推進するための

基礎的データを整備するものです。

都市部の地籍調査においては、土地の権利関係が複雑で筆数も

多いことから、その進捗率は低位にとどまっています。

このような都市部の地籍整備の状況を改善し、都市開発事業や

公共事業の円滑化・迅速化及び安心のできる土地取引の基盤づくり

を進めていくことが都市再生を推進する上で極めて重要であること

から、平成15年6月の都市再生本部会合において、全国の都市部における地籍整備を推進することとされました。

事業内容は…

1.官民境界等に関する資料の収集と現地踏査

2. 現況測量のための基準点の整備

3. 公図上の角(公図の四隅等)の現況測量

4. 公図の数値化

5. 成果のとりまとめ、データベース化

となっています。

実施団体は国で、調査実施区域は調査対象市区町数 719 調査対象面積 約 10,100km²

となっています。

情報の閲覧、ダウンロードは無料で国土交通省のホームページで確認する事が出来ます。