既存の建物の解体からここまで来るだけでも結構大変な工事でした。
ひとつ良かったことは、水道管の新規引き直しを水道局の負担でできたこと。
鉄と酸素というのは、とても相性が良くて・・・というか、鉄を酸化させてどんどん食べて行ってしまいます。それが錆というものです。
先日ある物件で地中にある水道管を掘り出してびっくり。
外からみたらもうサビサビでした。約40年前に埋められたものです。
外側がああだと管の中も…と心配になりますよね?
最近の管は、鉄管の内側にビニールがコーティングされているものが主流ですが、
その昔は、鋳鉄管がほとんどですから、お宅の敷地内の管の交換も…保守の計画の中に入れておいた方がいいですね。
その物件の水道管は内側にビニールコーティングしたものでしたが、外側が錆びてしまってはいけません。
水道管は、ステンレス、ビニールコーティングの鉄管、ポリ管が大別されますが、
ステンレス管にすると、錆びにくいものの費用がもっともかかります。
・・・ということで、ビニールコーティングの鉄管が主流になっているようです。
大昔になると、土管や、鉛管が使われているところもあるようですが、
さすがにあまりもう見かけませんね。
当該地は、一本の水道管が引き込まれていて、それが解体済みのアパートに繋がれてたのですが、またその奥の別の敷地に建つアパートにも繋がれていました。
奥の方のアパートにはまだ数世帯か
住んでいるので、水道を止める訳にはいきません。
ということで、造成をする敷地の外側を露出管でまわして、またその奥のアパートに水がいくように工事します。
何十年も経つと、水道管はもう化石のようなかっこう。管の外側は錆で覆われていました。
外側がああだと管の中も…と心配になります。
最近の管は、鉄管の内側にビニールがコーティングされているものが主流ですが、
その昔は、鋳鉄管がほとんどですから、お宅の敷地内の管の交換も…保守の計画の中に入れておいた方がいいですね。