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横浜市南区の不動産会社栄都

バリアフリーは、あたりまえ?

2012年2月11日 土曜日

バリアフリーは、今やスタンダードで、新築の戸建てになると、

風呂もサッシもバリアフリー仕様になっているものが多くあります。
さすがに玄関には段差(あがり框(かまち))がありますけど。

その玄関も、マンションとなると段差もかなり低くなっているように思えます。

さてそのバリアフリー、私の80歳になる父を見てて思うのですが、
一度バリアフリーに慣れてしまうと、ちょとした段差につまづくようになります。
膝を上げる動作をしなくても移動できてしまうからでしょう。

人間ある程度のバリアが無いと、それに慣れた体になってしまうのではないでしょうか?
酷かもしれませんけれど、お年寄りも筋力をつけておかれた方が生活の質が高まるのではないかと思います。

福祉住環境コーディネーターという資格がありますが、その辺どう考えるのでしょうね。
さすがに車いすの生活になると、段差はNGですが。

そういえば、公園にある遊具はどんどん様変わりして、私たちが子供の頃普通に遊んでいたものでも“危険だから”と撤去されています。
当時、危険じゃなくてなぜ今危険なのでしょうね?

体力も抵抗力もオツムも、文明の発達によって衰えてしまったのでしょうか。

バリアフリー、老人施設ではあたりまえでしょうけれど、

行き過ぎると弱い人間をわざわざつくりだしてしまうという変な設計思想になってしまうかもしれませんね。

家内いわく、段差が無いと掃除がしやすいって?  うむ、そういうメリットがあったか…。

住宅の高低差を解消!

2012年1月28日 土曜日

昔ほど珍しくなくなったもののひとつに、家庭用リフトがあります。

屋内用リフト

今ではパナソニックの家庭用エレベータがテレビCMで宣伝されているほどです。

家の中のエレベータもさることながら、私が言いたいのは門扉から玄関までの高低差を解消するリフトです。

私の実家もそうですが、新しく造成した分譲地はもともと山だったところを切り盛りしてつくりました。
するとある場所は地下車庫になったり、門扉から玄関まで階段を何段か上り下りしないといけなくなります。

若いころは何の問題も無かったのですが、歳をとってくると一段一段が辛くなります。
トレーニングの意味で段差があるのは良いことだと思っていますが、けがをしたり、痛めてしまってからではそうも言っていられません。

段差のないマンションに引っ越すかという選択肢が出てきますが、
長らく住んだ土地を離れたくない…という心理もはたらきます。

そこでぜひ検討いただきたいのが屋外用のリフトです。
直線の階段でも曲がっていても設置可能です。
動力は電気のがほとんどです。

以前、湘南で仲介をしていたころ、敷地の下端から玄関まで「自家用モノレール」があるお宅がありました。

ここまでは言いませんが…

上に行けば、海、山を見下ろす素敵なロケーションでした。
リフト…じゃなくモノレール。とてもユニークだったのでテレビでもよく紹介されていました。
林業で使われたものが一般に改造されたものだと思いますがガソリンエンジンが力強く働いてくれました。

モノレール…とは言いませんが、高低差がある物件もリフトひとつでとても快適になります。
価格は距離や設置する方法にもよるので、一概に言えませんが100~200万円程度のようです。

屋外用リフト

もちろん、そのへんもご相談ください!