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横浜市南区の不動産会社栄都

天井の構造(吊り下げ天井と直天井)について。

2012年5月2日 水曜日

GW前半の3連休に当社自社物件「クリオ吉野町弐番館301号室」の現地見学会

を行い数組のお客様に内見して頂いたのですが、あるお客様が「ここの天井は

吊り下げタイプですか?それとも直天井ですか?」と質問がありました。

私はその質問を受け頭が???となってしまい、「申し訳ありませんが確認の上、改めてご報告させて

頂きます」…と返答をしました。

早速、吊り下げ天井と直天井を調べてみました。

◇ 基本的な天井の構造は大きく2種類あります。

 

 

 

 

 

 

 

1) 吊り下げ天井

従来の建築の作り方では最も一般的な工法で作られた天井です。

見分け方は脚立などで上にのぼって軽く天井を叩いてみるとわかります。

ある線に沿って硬くそれ以外のところで空洞間があればそれは吊り下げ天井です。

建築の作り方で天井を作る場合こうして構造体から格子状の枠(下地)を吊り下げて

そこに天井材を貼るのが一般的です。

またこの場合、ダウンライトや蛍光灯の灯具が埋め込まれている場合もあります。

 

2) 直(じか)天井

ここで言う直天井とは最近のマンションなどでよく見かけるケースで上部階

とのコンクリートの床板にそのままクロスを貼ったケースです。

吊り下げ天井と同じ方法で上に上がって軽く天井を叩いてみます。

どの箇所をたたいても空洞感のない硬い響きであればそれは直天井です。

もしある線に沿っては硬く、それ以外のところに空洞間を感じればそれは直天井

ではありません。

照明器具が埋め込まれてなくペンダント照明用の引っ掛けシーリング用コンセントが

むき出しで付いている場合が多いです。

木造住宅では、地震や災害に強く、耐火性も高い家、ツーバイフォー ( 2×4 ) 工法

2012年3月8日 木曜日

強固な耐震性能

世界の木造住宅のほとんどはツーバイフォー工法で建てられています。言わば、国際的に通用するスタンダード な木造建築方法です。木造軸組工法が柱、梁による線構造とすれば、ツーバイフォー工法は壁パネルによる6面体構造で、耐震性に 優れているのが大きな特徴の一つです。

日本は地震や台風が多く、不安は一つではありません。外部からの力を建物全体で吸収し分散させる強さを持ち、住宅
そのものが揺れや圧力に強い構造のツーバイフォー工法こそ、これからの家造りに求められる工法です。但し、日本の気候面(高温多湿)だけを考えると、在来工法の方が良いと思われます。

ツーバイフォー住宅は壁構造という特性上、建物の密閉性が非常に高く、内部で火災が発生しても炎が室外に出にくいため、圧倒的に安全性が高 くなります。また、ツーバイフォー住宅が火災に強い理由として、ファイヤストップ材の存在があります。ファイヤストップ材は壁の中に炎が入っても、火災の通り道を塞ぐシャッターの役割を担い、火を閉じこめてしまいます。各階の壁には下枠材や上枠材と呼ばれる構造材が水平に必ず設けられており、これらの水平材が防火シャッターとして機能しています

建物全体が構造用合板、石こうボードなどの面材で覆われているために気密性が高く、住宅そのものが断熱構造になっています。そのため断熱材 を組み込むには最適の構造であり、その性能を最大限に発揮できる利点を持っています。また、一般的に窓のガラス面からの熱損失が住宅の弱点 でもありますが、当社のブランドではアルゴンガス入りの複層ガラスを標準で採用。同時にサッシ枠にも木製や樹脂を採用し、わずかな 点でも熱伝導しにくい工夫が凝らしてあります。

これらの厚い壁と隙間のない高気密住宅のため、家そのものが遮音効果を持ちます。外からはもちろん室内の音も漏らしにくく、近隣への迷惑を気にする必要もありません。断熱材のグラスウールも優れた吸音性があり、相乗効果にて静粛性も高いのが特徴です。

基本的には、材料を工場でプレカットしてくるので、大工の腕の良し悪しに左右されにくい建物になります。