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横浜市南区の不動産会社栄都

8/8 区画が出来上がったところで地盤調査

2012年8月10日 金曜日

コンクリート擁壁の型枠が取れて、そこに土を入れ、やっと区画ができあがりました。

販売用の土地らしくなってきました。

区画が出来上がったところで、次は地盤調査です。

スウェーデン・サウンディング方式。

なんでもスウェーデンではやっていないとのことですがこの際どうでもいいです。

なぜこの時期に…ということですが、

擁壁を組んで、整地できたところで、やっと、家が建つ場所がはっきりします。

調査は主に家が載る部分の4点と中央の地点を測定します。

場所によっては、擁壁のL字の上に載る場合もありますから、そういうところをはっきりさせます。

柱状改良の場合、家の四隅をはじめいくつか安定地盤まで掘ってコンクリートを流し込んで柱を形作ります。

掘って行った先がコンクリート擁壁のL字部分であれば、それはそれで安定しているのですから、改良もそこまででOKとなります。

とにかくやっとそれらしくなってきました。

土木業者の作業も段々と慎重になってきています。

建物の建築が間もなく始まりますが、全部いっぺんに…ではなく、5つあるうちのD棟からはじめます。

ただ、ちょっとスケジュールが押しているので・・・。

 

擁壁の木枠にコンクリートを流し込むと…

2012年8月6日 月曜日

31日に予定通りコンクリートが擁壁の本体に流し込まれました。

化粧合板で型枠をつくったので、きっときれいな表面に仕上がる予定です。

さて、このコンクリート…どれくらいで乾くのでしょうね?調べてみると意外なことがわかりました。

以下は文献を参考にお伝えします。
コンクリートを打ち込み後、数時間もすれば凝結しはじめどんどんかたまっていく。

概ね1~2日くらいすればある程度の強度は確保できるが、設計基準強度に達するのは概ね4週間程度

(夏場などは、2~3日で達する場合もある)

硬化自体は程度の違いはあれ、ある程度の乾燥・収縮があると考えるべき。

資料によれば、比較的、小寸法のもので5年、大寸法のもので、10~15年はかかる。

ただし、最初の1ヶ月で35~50%、1年で60~80%程度終了する。

躯体の乾燥・収縮に関わる要件としては、実際に施工したときの水とセメントの比率(調合)やセメントの種類または、

打ち込みの時期(季節)や場所・方法によって大きく左右される。

※参考文献 「コンクリートの構造物の維持と補修」
著者 成井信、 上坂康夫、 坂手道明  発行 鹿島出版会

 

コンクリートの世界にはまだまだ奥があって、いろいろ機能を備えた特許製品があるようです。

3~4日乾かす時間があるので、その間は作業は停止します。

コンクリート擁壁の中身

2012年7月27日 金曜日

コンクリートを入れるとしばらく見られない、コンクリート擁壁の中身です。

コンクリート擁壁の中身

これを見れば、ブロック塀と全然(強度が)違うことが一目瞭然でしょう。

大切な家が建つ土台を支える擁壁ですから、一番気をつかってあげたいところのひとつです。

立ち上がりが2m弱ですが、L字に造るので、同じくらいの長さの土台ができます。

そこに土や家の重さが載るので、壁が道側に傾かないのですね。

擁壁を立てるのに板が見えますが、これが型枠です。

コンクリートを流して固まって、型枠を外すと…コンクリートの打放しの表面が現れます。

だからここら辺を雑につくると、雑な壁になってしまうのできちんとやってます。