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横浜市南区の不動産会社栄都

壊してみないとわからないコンクリート擁壁

2017年4月29日 土曜日

緑区寺山町の造成工事は現在中間地点です。

こういう擁壁を壊すときにはいろいろ予期しないことが起こるものです。

コンクリートの壁が特別厚い場合。

以前、ただの間知石(けんちいし)擁壁かと思ったら、その奥にコンクリート擁壁が隠れていて、それがまたかなり頑強なものでした。

コンクリート擁壁はその厚さがあると破砕機の音と振動で周辺の方々にご迷惑を掛ける時間が長くなってしまいます。重機が入れば時間は短縮になりますが、振動は・・・かなりです。

写真にあるこの現場のは、コンクリートの中に破砕機で壊れない玉石がごろごろ入っていて壊すのに手間がかかっています。

手間だけでなく、その石の廃棄に余分に費用がかかるのだそうです。

それと、あまり無いケースですが、擁壁を壊して土を掘ると、建築当時に出たと思われる産業廃棄物系のゴミがゴソゴソ出てくることもあります。

ここ、寺山町の現場は7月初旬にはきれいな造成宅地になると思います。

ここには当社で戸建を建てて販売する予定です。

水道も下水も新たに引き直しますので、「生まれ変わる」ぐらいリニューアルします。

  before

永田台 新築戸建1棟 

2013年9月16日 月曜日

IMG_0988 bright前回書いた金沢区富岡西(最寄り 京急杉田駅)とここ南区永田台が平行して進んでいますので、永田台の方も進捗を書きます。

永田台は擁壁も地下車庫も完成して、いよいよ基礎をつくろうというところです。

この鉄筋が基礎の下や側のコンクリートに収められるのですが、ここまで来たところで一旦検査が入ります。

ここは木造2階建ての戸建なので、まもりすまい保険(いわゆる10年保証)のための検査です。

これが通ってからコンクリートを流し込みます。

検査が朝8時40分から、コンクリートは昼から入ります。

このように現場は段取りが命。

ちょっとした手配ミスが竣工(完成)を遅らせる原因となるので要注意です。

IMG_1088 bright

基礎の配筋検査は15分程度ですが、いつもこの業者さんの施工は検査官から褒められます。いい加減な施工を見たことが無いのでわかりませんが…。

いつも、ありがとうございます。

永田台の進捗状況 ~造成中~

2013年7月23日 火曜日

永田台の物件は、元駐車場です。

ですので、まず表面のアスファルトを剥がして、擁壁を壊して地下車庫にする分を掘る必要があります。

その擁壁ですが、表面はいわゆる「間知石(けんちいし)」積されています。

L字型のコンクリート擁壁に比べ、壊すのは鉄筋が入っていないため一般的には容易なんですが、ここの壁はコンクリートの質が硬く難工事でした。

2013.0722

両脇は土留め(どどめ)といって、となりの敷地の土砂が崩れないように支えをします。

これが無いと、砂場遊びで経験したように、横からどんどん流れ込んできて、果ては隣の家が倒れてしまいかねません。
一見、ヤワに見えますが、土が動かなければ隣が崩れる心配はありません。