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横浜市南区の不動産会社栄都

造成とベンチマーク

2012年7月21日 土曜日

掘削がはじまってしばらくは土を搬出します。

こんな堅い地盤は久々です

ここはとても地盤が良くて安心できます。
もちろん、埋め戻すところはありますが、基本的にズブズブのところとは大違い。

頼もしい地盤です。

掘ったところを埋め戻す所もありますが、工程的にこのあたりから造成工事は、高さを整えていきます。

必ず高さの基点になるポイントがあります。
その点のことをベンチマークといいます。

図面にBMと書いてあるのがそれです。

どこをBMにするかは様々ですが、前面道路のマンホールの上面や境界ピンの上だったりします。

擁壁は、道路境界から100ミリ敷地側に下がった所から立ち上がる予定です。これまで、道路境界ギリギリまで玉石が来ていましたから、行き交う車にとってはこのちょっとした後退がありがたいことかも知れません。

7.13 掘削スタート

2012年7月20日 金曜日

写真は17日のものですが…

7.9から樹木の伐採が始まって12日にはすっかりきれいになりました。

人間の手というものは限りがあるもので、重機でひと掴みすると簡単に抜けてしまいます。

写真にはありませんが、抜いた木をチェーンソーを持ったお兄さんたちが細かく切っていきます。

のこぎりでやってたら、きっと5倍くらい時間がかかるでしょう。

この時気を付けなければいけないのは、当たり前ですが、隣接する方々へのご迷惑を最小限にすること。

騒音は朝から夕方までず~っと続きます。

重機が動けば振動します。震度2くらいに感じるとか…

埃(ほこり)や、隣地への越境、処理中の道路の泥汚れ…

ダンプが通るのなら、誘導員

塀が倒れる恐れがあるのならバリケードや、やはり誘導員

事故が起こってからでは遅いので、どうぞ、よろしくお願いします。

 

都市ガス と プロパンガス

2012年2月17日 金曜日

ガスが地中に埋設された管で供給されているのがいわゆる「都市ガス」。

東京ガス管轄内なら東京瓦斯株式会社から、反対に配管の施設がない地域はプロパンガスのボンベが民間の燃料屋さんから供給されています。

販売チラシの住宅設備の一覧にも、ガスの種類を書くようになっていますが、プロパンを避ける人が結構いらっしゃるように感じます。
この傾向は賃貸住宅、賃貸アパートにでも言えることですね。

先のブログに、爆発事故はどちらも変わらないということや、プロパンガスのメリットをいくつか書きましたけど、
私はさらに、「都市ガス」という呼び方に問題があるのではないかと…思うのです。
都市ガスじゃなければ反対は田舎ガス? だからプロパン=田舎、というイメージになってしまってはいないでしょうか?
やっぱり、住むのなら田舎より都市がいいですか?

一方、プロパンガスの業者さんは、徐々に減る利用客を食い止めようと頑張っています。

プロパンガスのエリアに引っ越しをすると、「ガス業者は指定のところにお願いします」…ということになっていることが多いでしょ?

ガス業者さんにとって、一件増えるということは、しばらくの権利的収入源となるので必死です。

以前、アパートを建築する会社にいましたが、そこで建てるアパートはもっぱらプロパンガス仕様でした。
なぜかというと、設備が簡単だからです。
簡単 イコール 安い。
建物代が安くなるから、宣伝できる利回りの数字も上がるのです。

それを都市ガスにするとなると、地面を掘って、ガス管を繋げて、再度埋め戻ししてアスファルト舗装…その費用で利回りはガッツリ低下してしまいます。
確かにランニングコストはプロパンの方が都市ガスより高くなりますが、
販売業者にとって入居者のランニングコストは利回りの計算に入ってきません。

でも永遠のテーマ…「空室対策」においては、先に書いたようにマイナスに働いてしまいます。

あとは、決断ですね。
すべての条件が満たされて、かつ安い物件…なんて、あったら?

市場に出る前に不動産業者が買っちゃいますから。