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横浜市南区の不動産会社栄都

REIT(リート)はうまくいくの?

2012年6月24日 日曜日

先日のニュースで、イオンが大手小売業では初めて不動産投資信託(REIT)で資金調達するということが出ていました。

まず、リートはもうだいぶ認知されてきたと思いますが、ご存知でした?

Real  Estate  Investment  Trustの頭文字をとったものです。

私は“投資信託”と名が付いただけでスルーしてしまうのですが、資金を調達する側から見れば、魅力的なシステムかもしれません。

まず、リートがどういうものか・・・ですが、

投資家から集めた資金で不動産を運用し、賃貸料、売却益などの収益を分配する商品です。

証券取引所に上場され、株式と同じように売買することができます。

米国では1世紀以上の歴史がありますが、日本では2001年9月からはじまった取引です。

普通の不動産投資と違い、売り買いが自由なことと、上がりそうな物件とそうでない物件とで株価…のようなものが変動するということです。

イオンはこれでまず3,000億円を最終的には1兆円を調達する…と言っていますが、
それだけイオンのショッピングセンターに投資する人がいるんです・・・かね。

そもそも、投資信託と聞いただけでスルーするという私ですが、なぜかというと
株式や債権の投資信託で“ゴッツゥ儲けた!”という話を聞いたことがないからです。

人は儲けた話をせず、とかく損した話しばかりするもの・・・ですけど、
あまりにも無さ過ぎです。

お金を投資のプロに預けて損した話し…ありますよね。そうAIJ。
あのように裏でどう使われているかわからないのです。

投資家はお金を出すだけ。(本来なら)リスクを負って働いている人はボランティアじゃありませんから、

そこに取り分があって当然のこと。

それだけ見ても投資家にお金が戻りにくいシステムだと思うのですが…。

さらに、運用実績で嘘の報告書だされてしまってはもう・・・。

 

だから私は信用しないのです。

最近の空室率、賃料の下落の状況を考えるとさらに意欲を削がれるのですが…。
投資は各自の責任において行ってください。

投資信託 好きですか?

2012年2月24日 金曜日

ある日、証券会社のセミナーに参加した時の出来事。

ある投資信託の商品の説明が1時間ほどされました。いかにその投資顧問がいい成績を残しているかというのに大半の時間が割かれました。だから「この新商品は必ず儲かる」…と言いたいのを言葉を変えて一生懸命伝えようとしていました。

私はもともと投資信託というものに興味がなかったこともあり、右から左に聞き流していましたが最後にオチがありました。

質問の時間になったとき、後ろの方の老夫人が手を挙げて静かに話始めました。

「あのね~、この前、○○さんから「この投資信託は絶対にイケる」っていうから買ったんですけど、いつ上がるんでしょう?」
会社のスタッフは真っ青!
一方で、聴衆は静かに苦笑い!

証券会社で言ってはいけない…というか、言いたくてたまらないけど誰も言わない…そういう質問でした。

投資信託というのは、あなたではない誰かがあなたのお金を運用して、そのアガリをみんなで分配するもの。

運用を任された方は、もしかしたらどれだけの金額を集めて運用しているかが実績になる。
運用会社から募集を任された証券会社は、手数料ビジネスだから、その投資信託を買う人をいかにたくさん募るかが商売。

そう考えると投資信託にあまり興味を持てないのです。

運用会社は集めたお金を運用する。
証券会社は広告を出しセミナーをやってお客を集める。
で、あなたはお金を出すだけ…。
仕事をしていないあなたのアガリが少なくなって当然といえば当然。

株式投資に限らず、不動産の世界においても同じような商品があります。
このような理由から私はそういうの、お勧めできないのです。

先日、新聞折り込みの冊子に経済情報がいろいろ書いてありまして、美人のFP(ファイナンシャル・プランナー)の先生がこの期に及んで投資信託を勧められていたので目を疑ったのです。
証券会社の広告記事だったのかなぁ~アレ