以前に資格のことを書きましたが、不動産仲介士という資格(民間資格です)ご存知でしたか?
その資格ができた背景は表向き、「消費者の保護」でしょうが・・・。
不動産の仲介という仕事は、資格なしに、明日からでも営業として始められる仕事…といえばその通りです。
ですから、これでイッパツ稼いで…というきっかけでこの世界に入ってる方もいます。
勢いで始めて、何件か成約して、スランプに陥ってその勢いで辞めて行く…そういう回転?をするかたもたくさんいました。
この就職難の中である意味、門戸が開かれた業界です。入口も出口も。
宅地建物取引主任者は国家資格なので、販売という仕事に必要な知識を持つ者というより、主に法律的な知識があるという裏付けになります。営業所につき、従事者(営業マン)数の5分の1以上いなくてはいけませんよ、という縛りもあります。
仲介士・・・ですか。
もし、私がこの世界に入る前にこれを知っていたら、心配だから受験したかもしれません。
先輩も(自分の営業成績が稼ぎを決めるので)、手とり足とり教えてくれなかったですから。
興味のある方はどうぞ。でもけっこう(費用)するみたいですね。
先日、ある別の業種の店長に伺ったことですが、
ここ数年の新卒の新入社員には、小学生に教えるようなことから教えないといけないので大変だ、とのことでした。
例えば、「嘘はつかないでね」
「就業時間が過ぎたからといって、何も言わずに帰らないでね」
「お客さんが来たらこう挨拶をするんだよ」
「仕事中にネットサーフィンしないでね」などなど・・・。
悲しくなりました。23歳の大のオトナつかまえて、「お客さんが来たら挨拶するんだよ」って・・・。