よく引き合いに出されるのが「病気」。
それまで健康そのもので、病気に縁がなかった方が医者から「○×病です」と言われた後、本屋に直行したり、ネットで調べたり。
昨日まで何もしらない人が、にわか○×病博士になってしまいます。
逆に言うと、その時点までほとんどその病気に対して無知だったわけです。
家づくりは、一生で何回あるかわかりませんが、一生にテレビを買う数よりずっと少ないと思います。
建ってからわかるということが結構あるのですね。
ぜひ、家を建てるかたは、少しだけ勉強をしていただければと思っています。
といっても、建築士の勉強なんかしないでくださいね!
インテリア・コーディネーターの資格を取らなくてもいいですよ!
あ、資格をとらなくてもいいですけど、コーディネータの勉強は活かせるかも。
「資格」よりも「内容」が大事です。
ただ、勉強をしだすと、「A」が良い、という人(または資料)と、相反する「B」が良い、という人(または資料)に出くわします。
例えば「高気密住宅」と「呼吸する家」、「木造派」と「鉄筋コンクリート派」、「ハウスメーカー派」と「地元工務店派」などいろいろ。
そんな時は、それぞれの当事者は商売だから極端な書き方をするものだ、と鯖読んでください。
相反するものを同時に採用することはできないし、「絶対」はないのですから、そこであなたの勉強が活きてきます。
それぞれの長所、短所を知った上で、適した材料を適した所に使うようにしてみたらいかがでしょう。
素材や建材などは日々進化していますから、身に付けた知識も時々アップデート(更新)しましょうね。
で、少し勉強して…って何から勉強したらいいかって?
どうぞ、ご相談ください。
「少し愛して…ずっと愛して…」は昔やっていた洋酒のCMのセリフですが、家も一緒ですね。