家を新築するとなると、建売りか、注文か…ということになると思います。
一般的に注文住宅は建売より高くなるのですが、
さてその注文住宅、あなたの夢と希望をふんだんに盛り込むことが自由です。
まさに夢のマイホーム!
そんなことだから誰も文句を…言わないのかと思ったら、いろいろ制限があることにびっくりされるのではないでしょうか?
例えば、リビングの庭側の壁をラウンド型にしようと思ったら、「こういうのは建築費がすごくかかりますよ」とか、
ちょっとした出っ張り、凹みをつくるとなると、「建材は90センチがモジュール(型)なので、こういうのは、つくってもいいですけど、割高になります」
とか、
斜線制限という建築基準法で定めるところの制限があって、これ以上南に家を動かせませんとか、
ここを大きな開口部分を造りたいといったら、強度的に無理だとか、
今は比較的安いコストで、間取りをいろいろ考えられるソフトが出ていますので、自由に考えられるのですが、
なかなかうまくいかないものです。
白紙の状態からいろいろ考えて、結果、建売住宅と全く同じ間取りになった…というケースが多いと聞きます。
それもそのはず、建売業者は、何千、何万棟を、それぞれの土地の形に応じて設計している実績があります。
それも必要とされるものをすべて盛り込み、無駄なく、各寝室平均した広さで、収納を設け、人の動きを遮らず…。
ですから、建売住宅を甘く見てはいけません。
逆に、注文住宅を検討されている方は、建売住宅の間取りを参考にされたら良いでしょう。
まったくサラの状態から一軒の家の間取りを完成させることは、素人にとってとても難しいことです。(だから楽しいというかたももちろんいらっしゃいますけど)
あ、もちろん建売業者さんの中でも、これはOK、これはNGというものはあります。
実績ってすごいものですね。間取りに困った方もどうぞご相談ください。