オフィスビル市況の悪化に歯止めがかからない。
不動産仲介会社がまとめた東京都心の平均賃料は調査開始以来最も安い水準に落ち込み、空室率は最高となった。
新築ビルの大幅な供給増と企業の移転需要の伸び悩みが背景となっている。
賃料の先安観が強いため、企業の間では移転を先送りするムードも出ている。
市況回復は、ビルの新規供給が一服する今年後半以降と見ている専門家もいます。
仲介大手が9日まとめた東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の1月末の平均賃料は、前月末比12円安の3.3平方メートル1万6920円(共益費含まず)。
41カ月連続の下落で、2002年の月次調査開始以来最も安くなった。
空室率は4カ月連続で上昇し、過去最高の9.23%だった。
このような状況下では投資物件保有者にとっても大きな問題となっていると思います。
この苦境を乗り越えるためにも、独自のやり方(テナントを呼び込む為の戦略)を見出すことが暗闇を抜け出す方法になるのではないでしょうか。
周辺物件との差別化をはかり空室率を出来る限り抑えることが重要課題となります。
簡単にできれば誰も苦労はしないのでしょうが…。
しかし、それが出来るか出来ないかで投資物件保有者として勝ち残れる一つの分かれ道となるのでしょうね。