今、建物の売れやすい要因の一つとして間取りが重要なポイントとなっている‥と業者の方から伺いました。
例えば、3LDKの場合で各居室の広さを重視して玄関、リビングが狭くなるよりは、居室の広さを多少抑えてでも玄関、リビングを広くした造りの方が売れやすい傾向にあるそうです。
そういった物件で売れ残るケースはあまりないとの事でした。
多くの人は見た目から入る広さに魅力を感じることが多いようです。
1人1人の部屋より、家族が揃うリビングの広さを重視する傾向は分かるような気がします。(特に最近は家族の絆が見直されている中、よりリビングの広さを重視される方は多いのかも知れません…)
建物を建てる場合、間取りの構成を一歩間違えると売れるはずの物件も売れ残ってしまう可能性があるという…責任重大なことです。
建ぺい率・容積率によって間取りの造り方、造れる形はある程度決まってくるのでしょうが人それぞれ趣味趣向が違う中、売れやすい間取りを考えるのも昔のように消費者が情報のない中で選ぶのではなく、目が肥えた情報社会の中で人は選ぶので業者・消費者共に歩み寄った物作り(業者都合でもダメ、消費者都合だけ考えるとコスト面等さまざまな問題が生じる‥)が必要なのではないかと思います。
そのバランスが難しいのだと思いますが…。