‘家づくり’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

女性目線の家 その2

2013年4月4日 木曜日

昨日、女性目線の家をつくれば、男も満足・・・ということを書きました。わかってましたけどサイト内を検索するとあたりまえのアプローチだったですね。

研究の資料でもあれば・・・と思いましたが見つからず、主には建築事務所やリフォーム業者のコンセプト・・・という感じの紹介でした。
ではでは、そんな中で、私の経験上の意見を何回かに分けて紹介したいと思います。

と、その前に、サイト内で発見できたキーワードを列挙します。

・汚れが付きにくく、手入れしやすいキッチン
・分別ごみ箱が置けるスペース
・パントリー(食材庫)は必須
・適材適所の収納
・ソフトクロージングの扉
・明るい吹き抜けと広いロフト
・パウダーコーナーには自然光を
・バスルームには洗濯ルーム
・手入れしやすい庭づくり
・光触媒タイルで外壁はいつもきれい
・太陽光発電
・配管
・耐震性
・子供部屋は無くてもいい
・自分のスペースが欲しい

そういえば、うちの奥様が言っていることとが結構あります
でも女性が配管まで気にされるとは・・・恐れ入りました。

ま、正解・不正解など、細かいことは抜きにして、キーワードだけでもまた挙げてみることにします。

家を持つということ その5 ~慣れておきたい単位~

2012年3月9日 金曜日

家を持つことの楽しみを何回かに分けてお伝えしていますが、今回はちょっと寄り道…単位の話です。

住宅の平面図などを見て驚くのが、なかなか奇麗な数字が無いことです。

どこを見ても、1820mm、2730mm…なんでこう中途半端な数字なんだろうと…。
そこで初めて、この時代になっても、尺(しゃく)や間(けん)が生きていることに驚くでしょうね。

「ここに一間半の押入が…」なんてメーカーの営業さんから言われてもわかるようにしておきましょうね。

最初の打ち合わせでできた図面を見ると、なぜか、910mmがひとつの単位になっています。
910ミリは、91センチ、0.91メートル・・・ですね。

これは、日本のあらゆる建材が尺の単位でできているからです。
なので建物によく使う、ベニヤ板…あのサイズを業界では「サブロク」といいますが、3尺×6尺だからです。
1尺=303mm、ということで、909×1818mm
センチ単位で切るから、910×1820mmが基準になっていくのです。

メーターモジュールで廊下も広々…というハウスメーカーの宣伝をたまに目にしますが、それはメートルを基準にしたものです。
普通なら90センチ単位のものが1m単位になるのですから、いろいろなものが少し大きくなるということですね。
欧米でもまだ、インチが基準ですから、意外に「メートル」ものは住宅建築界では普及していません。
ツーバイフォー(2×4)というのも、断面が2インチ×4インチに加工された材木で造っていくことからそう言われています。

ホームセンターに行って、ベニヤ板や木材を買おうとすると910mmが基準になっている…なぜかもうわかりましたね。

話は逸れましたが、間取りは自由といっても、この910mmを意識しないとうまくいきません。
もちろん絶対じゃないですよ。
このモジュール以外のことをしようとすると、建築業者さんから「これすると、高くなりますけど」と釘を刺されるかもしれませんけど。

うどん屋さんで、鍋焼きうどんを注文した時に「お時間頂きますが…」・・・つまりあまり受けたくない注文と同じ・・・ということでしょうか?そんなこともないか。

今なら、間取りソフトがあるので、コピペで簡単に家の間取りが出来てしまいます。

トイレの幅は、だいたい1単位の90センチでしょう。
バスルームは、1坪タイプなら、1.82×1.82mと決まっているので、自然と基本の単位がわかるでしょう。

間取りソフトは無料でダウンロードできるものもあるのでぜひ挑戦してみてください。

単位のルールさえわかってしまえば、家の間取りにあなたの(現実的な)エッセンスを加えることが容易になります。
あなたも“夢のマイホーム”を設計してみましょう!

家を持つということ その2 “合理的?” 

2012年3月4日 日曜日

今、家を持とうと考えている方々は、年齢的に30歳前後でしょうか。

今から30年前というと、バブル経済の真っただ中。
物ごころついた頃はバブルが弾けた後で…ということになるのでしょう。

バブルのころは異常だったと思います。
値段の高いものはイイモノだ、という勘違いがまかり通りました。

建築資材も「こだわり」屋さんがいて、いろいろ大変だったことでしょう。

バブル後、贅沢なことをやっていると“バブリー”と揶揄されるようになりました。

建築業界もそれに対応したか、注文住宅で苦労しながら仕様を決めていくものより、
あらかじめ建てられたものを割安な価格で買えればいいじゃないか、
という合理的に物事考えるかたが多くなったのでしょうね、建売の新築が増えていきました。

肉は肉屋で、米は米屋で…より、大量仕入れで安くなっているスーパーマーケットで買う…という世代でしょうから。

ただ、前の回に書いたように、家づくりに合理性はマッチしないように感じるのです。

家づくりには面倒くさい作業がたくさんあります。
壁紙ひとつとっても、ピンからキリまであります。
柄モノが好きな奥さまと、無地が好きなご主人でもめるかもしれません。

でも、二人で住む家だし、好きで一緒になった訳ですから、
きっと、妥協点がみつかるものです。

そうすることで家にもっと愛着が出てくるものだと思います。
家は英語でhouseですが、houseではなくhomeになってはじめて「我が家」になるのではないでしょうか?

家庭が円満であることは、ご主人の仕事、奥さまの健康、子供さんがたの成長にとってベースですよね?
住んでいて気持ちのいい家はきっと、安心できる家庭のベースを築いてくれるのではないかと考えています。