試験日時:平成25年10月20日(日) 13~15時
※5点免除のかたは少し違います
申込み
インターネット申込み:平成25年7月1日(月)の9時30分から7月16日(火)21時59分まで
郵送申込み:平成25年7月1日(月)から7月31日(水)まで
受験手数料:7,000円
試験日時:平成25年10月20日(日) 13~15時
※5点免除のかたは少し違います
申込み
インターネット申込み:平成25年7月1日(月)の9時30分から7月16日(火)21時59分まで
郵送申込み:平成25年7月1日(月)から7月31日(水)まで
受験手数料:7,000円
今年もこの季節になりました。年に一回の宅建の試験。
今年は10月21日が試験日ですが、なんと20万人近い人が受験するようです。
サイトを見ると、昭和の時代から、だいたい合格率は13~17%あたりのようです。
でもこれ、背景があるの…ご存知ですか?
私はその一人ではありませんでしたけど、
不動産会社にいると、当たり前のように“受験して来い”と命令されることがあります。
言われた方は仕方がないからロクに勉強することなく受験して見事に不合格になりますが、
実はこういう人が大勢いて合格率を下げさせているのです。
試験会場にいくと結構びっくりするのが、その人種の多さ。
主婦や学生や、おじさまがた…ほんとうにいろいろです。
学生さんのように、じっくりそれだけ勉強する時間がある人にとって、宅建の試験は簡単なのかもしれませんね。
え?私?4回目でパスしましたっけ。
それでもぎりぎりでしたよ。
かなりのまぐれも幸いしました。
仕事をしながらだとなかなか勉強に集中できないので合格が難しくなりるのです。
え?言いわけ?
矛盾するようですが、勉強の内容があまり実務とかかわってこないので
つい実務に力が入ってしまうのです。
会社から “行け!!” と言われて不合格になりに来ている人達を除けば合格率はどれくらいになるのでしょうね?
この宅建試験、バブル景気の時は、なんと42万人も受験していたんですね。
そりゃそうです。独立して自ら不動産を売り買いすれば儲かりましたから。
それにくらべ、平成20年には26万人…そこから毎年減少傾向にあるので、
今年は20万人を切ってしまうかもしれません。
当たり前の話ですけど、儲からなければその職に就く人も少なくなってくるのもわかります。
念のために申しあげますが、不動産の仕事をするのに資格は要りません。
事業所単位でいえば5人に対し1人の資格者が要るということです。
世の中は、一部のお金持ちが彼らの都合のいいルールをつくって動いているから、一部のお金持ちがどんどん金持ちになっていく…という話をきいたことがあります。
(お金が入ってくる)しくみをつくる人と、そのしくみを使う人…どちらも満足を得ているのですが決定的な差ですよね。
遠い記憶なので正しいかわかりませんが、こんなエピソードがあったそうです。
かつて、何人かの仲間でアメリカに行った時のこと。
マクドナルドのハンバーガーをはじめて食べた、藤田田氏とその他の大勢。
うまいね~!という大勢の声の中、「これは(日本でも)いける!」と確信した藤田氏。
当時はまだ、バーガーをカウンターで買い、食べながら歩く習慣が無かった日本でしたが、その時のひらめきは正しく、
その後、その藤田氏は日本マクドナルドの創業者となり成功をおさめました。
食べて「うまい!」と思うか、「ビジネスとしてイケる!」と思う、ちょっとした違いでこの差…です。
不動産業界にも、こんな動きがあります。
「競売不動産取扱主任者」・・・これは民間資格ですよ。
一般社団法人不動産競売流通協会というところが、競売不動産の知識をつけなさいと、検定をつくりました。
受験料は9,500円。1万人受験したらそれだけで9,500万円が協会に転がり込みます。
きっと資格の有効期間は1~3年でしょう。更新料でさらに収入が期待できます。
それに、「・・・主任者」って、国家資格の「宅地建物取扱主任者」と間違いやすいですよね!
それにそれに、競売不動産流通協会は、FKRという略称をもっているようですが、
FRKというすでに認知された団体(不動産流通経営協会)があるだけに、ちょっと…と思います。
いやいや、これはひがみですね。くやしかったら私が資格をつくるべきでした。
しくみをつくる人と、それを利用する人の差です。
新築マンション・アドバイザー
収益不動産取扱主任者
新築戸建コーディネーター
不動産売買コーディネーター
いろいろできそうですけど、何がいいですかね?
私はこの競売不動産取扱主任者の資格・・・利用しない気がします。