仁義なんてもう死語なんでしょうか?
いえいえ、仁義なく商売は続きません。
ただ、唯一無二と言ったのは他でもない不動産のことで、
もし、営業マンが自分の顧客にとてもぴったりな不動産の情報をいち早く入手したとしましょう。
そんな情報を会社で公表したら、もしかして自分以外の営業マンが別の顧客に紹介してその唯一無二の物件が決まっちゃうかもしれません。
私も過去にありましたこういう状況が。
入社して間もないころは、あっけらかんと会社に公表したがために、自分が顧客と内覧する「前」に先輩が決めてしまいました。
それで勉強して、次は黙って…自分の顧客で決めました。
不動産は唯一無二なので、自分の顧客にぴったりの物件を紹介してそれで決まれば、顧客にとって「いい営業マン」になります。
最初にその物件を紹介出来なかった私は「だめな営業マン」でした。
会社内の立場?社内の仁義は…無視です。
定年までいるわけじゃないし、決めてナンボの社会ですからある程度は仕方がないんです。
ただ、秘密主義をあからさまにすると、その営業マンは他の営業マンからの情報からも遮断されて、いいことありません。
そのギリギリのところでやっているのです。
営業マンから、しつこく連絡を受けるお客様もいらっしゃるでしょう。
でも、いい営業マンは、本当にいい物件をいち早くあなたに伝えようと、昼夜構わず連絡するのです。
中には週末のご案内の予定を埋めるだけに連絡をする営業マンもいますが、これは…ですね。
不動産の情報はいつ何時に入ってくるかわかりません。
なにせ唯一無二なのでその辺だけご協力ください。