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横浜市南区の不動産会社栄都

都市ガス と プロパンガス

2012年2月17日 金曜日

ガスが地中に埋設された管で供給されているのがいわゆる「都市ガス」。

東京ガス管轄内なら東京瓦斯株式会社から、反対に配管の施設がない地域はプロパンガスのボンベが民間の燃料屋さんから供給されています。

販売チラシの住宅設備の一覧にも、ガスの種類を書くようになっていますが、プロパンを避ける人が結構いらっしゃるように感じます。
この傾向は賃貸住宅、賃貸アパートにでも言えることですね。

先のブログに、爆発事故はどちらも変わらないということや、プロパンガスのメリットをいくつか書きましたけど、
私はさらに、「都市ガス」という呼び方に問題があるのではないかと…思うのです。
都市ガスじゃなければ反対は田舎ガス? だからプロパン=田舎、というイメージになってしまってはいないでしょうか?
やっぱり、住むのなら田舎より都市がいいですか?

一方、プロパンガスの業者さんは、徐々に減る利用客を食い止めようと頑張っています。

プロパンガスのエリアに引っ越しをすると、「ガス業者は指定のところにお願いします」…ということになっていることが多いでしょ?

ガス業者さんにとって、一件増えるということは、しばらくの権利的収入源となるので必死です。

以前、アパートを建築する会社にいましたが、そこで建てるアパートはもっぱらプロパンガス仕様でした。
なぜかというと、設備が簡単だからです。
簡単 イコール 安い。
建物代が安くなるから、宣伝できる利回りの数字も上がるのです。

それを都市ガスにするとなると、地面を掘って、ガス管を繋げて、再度埋め戻ししてアスファルト舗装…その費用で利回りはガッツリ低下してしまいます。
確かにランニングコストはプロパンの方が都市ガスより高くなりますが、
販売業者にとって入居者のランニングコストは利回りの計算に入ってきません。

でも永遠のテーマ…「空室対策」においては、先に書いたようにマイナスに働いてしまいます。

あとは、決断ですね。
すべての条件が満たされて、かつ安い物件…なんて、あったら?

市場に出る前に不動産業者が買っちゃいますから。

アパートとプロパンガスの相性

2012年1月22日 日曜日

爆発事故…実はプロパンガスと都市ガスでの事故件数て、ほとんど差が無いのご存知でした?

信じられないようなことですが…一応データでしたので。
事故での死者数も都市ガス対プロパンだと、多い年もあれば、そうでない年も…と特に傾向はありません。

なのに、プロパンガスと爆発事故はかなり深い結びつきのように思ってしまっています。

小規模のアパートを建てる場合、プロパンガスを利用するケースがありますが、
それにはワケがあります。

イニシャルコストが安い…
都市ガスですと、アスファルトの道を掘って管をつないで、また埋め戻します。
プロパンガスですと、置き場を設けてそこから各戸へ配管すれば終わりです。

イニシャルコストが安いということは、すぐ建築主であるあなたの儲け…利回りに影響します。

嫌われ者のプロパンですが、
良い点もあるので許してあげてください。

・地震などで都市ガスのライフラインが破損しても、プロパンならボンベにガスさえあればすぐ使える。
・火力が強い

そんなに良い点…ないか。
事業者にとっては、いくつか隠されたメリットていうのがあるのですが…それはきっと企業秘密。

来店された方だけに私がこっそりお教えしましょう。
嫌われる理由は…

イメージ写真

結構ありますね。

そうそう、ひとつだけ言わせて下さい。
確かに建築主から見て、都市ガスの工事をしなくていいことは利回りの数字が高くなるので、利回り的にありがたいことかもし
れませんが、
それは建築費を安くあげて利回りを高くしたい建築会社の勝手で、
都市ガスの工事をしてもなおかつそのくらいの利回りの数字を確保すべきじゃないかと思うのです。

なぜなら、入居者もなんとなくプロパンガスの物件を避ける傾向があるからです。
爆発が怖いからと、毎月の料金が高いからという理由で。

そこも考えておきましょう。

中古ワンルーム市場が急拡大 安定利回り

2012年1月12日 木曜日

2011年1~9月の流通件数は4万5983件。2010年の年間流通件数4万2920件を既に上回っており、前年同期(2万2969件)比では2倍を超える。とのこと

背景にあるのが、新築ワンルームの大幅な供給減。1~9月の供給戸数は3081戸。前年同期比では400戸弱増えたものの、年間ベースでは5年連続で減少する見通しである。更に、10月1日に施行された宅建業法施行細則の改正により、マンション販売の規制が一層強化されることを踏まえると、今後新築ワンルーム市場が活性化する可能性は低いはず。表面利回りも2008年以降は4%台前半で推移しており、金融商品としての魅力が薄くなっていると・・・そして、自分自身が住むわけではないので、新築である必要がないと思う。リノベーションで保証が付いていれば充分

見違えるリフォームをする予定(ビフォー)

 

 

 

一方で2011年1~9月における中古ワンルームの表面利回りは8.01%。ここ2年間は下落しているものの小幅な変動率にとどまり、流通価格と共に相場が安定している。そのこと踏まえ、当社は、吉野町・蒔田より徒歩4分、東南角部屋、3階で少し大きめ約30㎡のワンルーム(1K)をリノベーションして3月に発売する予定です。

 

 

 

株式や投資信託は軒並み不調で、銀行に預けていても利息はわずか。利回りが安定している中古ワンルームマンションを、お金の運用先として考える人は間違いなく増えていてもおかしくはないのではと・・・