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横浜市南区の不動産会社栄都

こんな保険もある…

2013年4月11日 木曜日

今日のヤフーニュースに出てたネタですけど、

最近、孤独死…が社会問題になっていますよね。

もし、店子が残念にも孤独死してしまった場合のための保険ていうのが、最近人気だそうです。

もちろん、この保険に入るのはアパート・マンションの大家さん。

貸している店子が不幸にも孤独死してしまうと、大家さんはきっと、警察に言い、亡くなり方によっては捜査や現場検証などが入り、その間に周りにうわさが広がり…手続きが終わると、
今度はその部屋の荷物を処分・・・。
身寄りも無し、緊急連絡先もなし・・・。結局大家さんが粗大ごみに出すか、量によっては産業廃棄物処理業者に「有料で」引き取ってもらいます。

壁紙、フローリングを張替え、クリーニングをし…それで臭いが完全に消えてくれればいいのですが、
噂が巡り巡ってなかなか新しい店子がつかなくて、結局賃料の値下げ…。

アパートのオーナーもなかなかラクではありません。

さすがに、家賃の値下げ分の補填はしてくれませんが、ゴミ出し、リフォーム、クリーニング費用を保険で賄えるのであれば助かります。
孤独死を防ぐような社会をつくろうとする運動は、それはそれで結構なことですが、
そう言っている間にも、残念ながら亡くなってしまうのです。
一戸につき年間300円程度とのことです。

この類の保険は、各社からいろいろ出ているようですが、どちらかというとあまりメジャーなものではないみたいですね。

それに、一戸につき300円ならば!と思っても、1戸では入れなかったり、いろいろ「シバリ」もあるようです。

もちろん、保険ですから「お支払いできないケース」をよく読んでおかないと、当然付保されているものだろと思ってたら…ということもあるので、よく確かめてからにしましょうね。

安心して中古マンションを買えるようになります

2012年6月22日 金曜日

消費者の方にとってはうれしい話です。

ますます、消費者は保険で保護され、不動産業者は保険料を支払うことになりますが・・・。
今回は中古マンションの売買における瑕疵に対する保険が新たに認可を受けたというニュースの話です。

「まもりすまい保険」といえば、新築戸建に限った話かと思いきや、
中古の住宅にも掛けられる保険があるのです。

おさらいですが、この「まもりすまい保険」というのは、
売主の個人または建設業者が掛ける保険なので消費者(物件の購入者)が負担するものではありません。

そう、

昔、問題になりましたよね。
完成前の戸建を契約したところ、完成を前に倒産して、家の建設は進まずそのまんま…。

または、完成して住んでみたら、家が傾いて来た…10年保証があるからと修理を頼もうと思ったら建設業者はもう倒産してた…。

こういう最悪のケースを回避するためにできた保険です。
今回、中古マンション用にできる保険は、

契約して住んでみたところ、雨漏りがしてきた…という時、

瑕疵(引渡し当時わからなかった隠れた欠陥)について、(個人の売主または、宅建業者が)保険をかけて
10年の間もし、保険を掛けた個人の売主や宅建業者の支払い能力が無かった場合、保険が代わりに支払うというものです。

おまけに、これまでマンションの保険というと、共用部分も含めて検査しなければならなかったのが、
専有部分に重点を置いたものにし、保険料も安くなりました。
ウイン・ウインの保険とも言えるでしょう。

ん?ほんとうにウイン・ウインでしょうか?

売主側が保険料を負担するのでやっぱり消費者側が、よりウイナー(勝者)でしょう(笑)
あと、欠陥ならなんでも訴えられるかというとそうではなく、
基本構造によるもの、防水部分にかかる部分…と限定されていますので、くれぐれもご注意ください。

あ、それ以外にも建築年など、要件がありますからご確認くださいね。

中古・リフォーム市場を倍増

2012年1月14日 土曜日

少し、意地悪な感じで、下記の記事を読んでみました。

■ストック市場拡大策目立つ

政府が掲げる、「2020年までに中古・リフォーム市場を倍増(20兆円)」の目標。 【なぜ、そこを目標にするのだろう?】

実現には、「中古を購入してリフォームする」スキームをいかに浸透させるかが鍵を握るが、昨年は官民双方で具体的な動きが目立った。

中古が敬遠される理由の筆頭とされる「品質の不透明さ」を解消する手段として

インスペクション(建物診断)が徐々に普及し始め、【皆、新築がイイと思うのだが?】

住宅専門の保険会社による瑕疵保険も2010年に登場した。【新たな天下り先を作ったのでは?】

これらを付帯し、仲介からリフォーム、保証までをまとめて提供する仕組みが、複数始動している。

こうした仕組みを、実際の需要にどう結び付けるか。

そこで期待されるのが、多くのケースで顧客と最初に接点をもつ仲介業者の役割。【最終的には、民間企業に押しつける】

国土交通省で10月に発足した「不動産流通市場活性化フォーラム」では、

「宅建業者のコンサルティング機能の向上」が今後取り組むテーマとして掲げられている。【ものは言いようである・・・・】

私は、不思議でならないのです。なぜ、中古のリノベーションを政策で薦めるのか?そんな方向性にすれば、全国民が、マイホームを持つことが出来ると考えてなのか?もしそのような考えであれば、やめるべきと思います。不動産の価格が下がれば、経済状況は必然的に悪くなると思うのが私の見解です。

不動産価格が下がる→銀行の貸出額が減る→資材工事単価下がる→給料減る→ローン借入限界が低くなる→不動産価格下がる

永久に景気の回復は出来ない状況になるのです。

まずは、社会経済を良くする方向性みつけてからの、社会保障、格差のない社会を目指すべきと私は思う

 

当社も中古住宅を購入しリノベーションして分譲しています。

しかし、その方法しか他に見当たらない、もしくは、それがベストであろう考え抜いての時のみです。