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横浜市南区の不動産会社栄都

インターネット利用率と住宅購入の関係

2012年6月14日 木曜日

総務省では、毎年5月インターネットの普及に関する調査を行っています。

これによると、平成22年の一年間でインターネットを利用したことのある人は、

推計で9,462万人と人口の78%にあたる人が利用しているという結果が公表されています。

 

 

 

 

 

インターネット利用については、特に高年齢層の利用率に変化が見られているということです。

総務省の調査報告によると、インターネットの年齢階級別利用率の推移は、60歳以上での

増加傾向があり、特に65 歳以上の年齢階級では、この2年でかなり増加している事が

示されています。

さらに男女別では高齢になるほど男性の利用率が高くなっています。

また、所属世帯年収別にみると、所得の高い世帯ほど利用率が高くなっていること、

都道府県別にみると、大都市のある都道府県を中心に利用率が高く、神奈川県、東京都、京都府、

大阪府、愛知県、奈良県及び滋賀県では、利用率が80%以上となっており、地域による差がある

ことが示されています。

個人の方が住宅を購入される際には、もちろんインターネットだけでなく、その他の媒体や紹介などを

きっかけとして情報にアクセスされるため、60歳位までの方の場合、一般的インターネット利用率に

くらべ住宅購入のネット経由割合はやや低くなっていますが、60歳を超えた年齢層の方の場合、総務省の

調査における各年代別の利用率に近い割合で、インターネットによる情報認知を経て住宅購入

されています。

年々、インターネットの利用は普及し、また、今まで当たり前のようにネット利用してきた方々が高年齢化する

時代になり、住宅の購入という最も高額な商品においても、このインターネットから情報を取得することが当然

という時代になりつつある・・・ある意味もうなっているともいえるのではないでしょうか。

未婚率過去最高で住宅購入事情にも変化が…!?

2012年6月7日 木曜日

12年版子育て白書で、50歳までの未婚率が過去最高になったとの

記事を見ました。

記事によると、2010年時点で、50歳までに一度も結婚したことのない

「生涯未婚率」は05年比で男性は約4.2ポイント増の20.14%、女性は

約3.4ポイント増の10.61%と、いずれも過去最高となった。

1980年と比べると、男性は約7倍、女性は約2倍それぞれ増加した。

 

また、18~34歳の未婚男女を対象に結婚の意思を聞いたところ、「いずれするつもり」が

男女とも8割以上なのに対し、「一生するつもりはない」は男性が9.4%、女性は6.8%だった。

ただ、87年以降の過去5回の調査をみると、男女とも「するつもりはない」は緩やかな増加傾向にあり、

独身志向もうかがわれる結果となった。との事です。

単純に思う事ですが、このデータから見ると今でも少子高齢化・人口減少と不動産業界に

とって厳しい現実を目の当たりにしている事と思いますが、一生結婚しない方が増えると

特に建売業者にとっては一層厳しくなるのではないかと思ったりもします。

単身で戸建を購入する方は、一般的にはいないと思うのでここ数年単位では大きな

変化は起きなくても数十年単位で見ると住宅購入事情が大きく変化する時代が到来するかも知れません。

企業にとって特にこれからは、短期戦略も含め中・長期戦略(方向性)の着眼点を

時代に沿って考えられる業者が生き残っていく大きな分かれ目になるのでは

ないではないでしょうか。

偉そうなことを言って申し訳ありませんが…そう感じます。

住宅購入のポイントとなる間取りの考え方

2012年2月5日 日曜日

今、建物の売れやすい要因の一つとして間取りが重要なポイントとなっている‥と業者の方から伺いました。

例えば、3LDKの場合で各居室の広さを重視して玄関、リビングが狭くなるよりは、居室の広さを多少抑えてでも玄関、リビングを広くした造りの方が売れやすい傾向にあるそうです。

そういった物件で売れ残るケースはあまりないとの事でした。

多くの人は見た目から入る広さに魅力を感じることが多いようです。

1人1人の部屋より、家族が揃うリビングの広さを重視する傾向は分かるような気がします。(特に最近は家族の絆が見直されている中、よりリビングの広さを重視される方は多いのかも知れません…)

建物を建てる場合、間取りの構成を一歩間違えると売れるはずの物件も売れ残ってしまう可能性があるという…責任重大なことです。

建ぺい率・容積率によって間取りの造り方、造れる形はある程度決まってくるのでしょうが人それぞれ趣味趣向が違う中、売れやすい間取りを考えるのも昔のように消費者が情報のない中で選ぶのではなく、目が肥えた情報社会の中で人は選ぶので業者・消費者共に歩み寄った物作り(業者都合でもダメ、消費者都合だけ考えるとコスト面等さまざまな問題が生じる‥)が必要なのではないかと思います。

そのバランスが難しいのだと思いますが…。