誰がいつ、どういう方法でどれだけのサンプルを集計をしたのか知りませんが、
藤沢市は「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」で1位とか。
そのランキングによらなくてもこのアパートの近隣はとても暮らしやすそうなエリアということはわかります。
このたび、築40年のこのアパート、売却先が決まり、先日引渡しが終了しました。
まだまだ現役!
ありがとうございました。
利回り10%‼ 投資用新築アパート、1K×8部屋…なんて情報、結構ありますよね。
でもどうして、こういう投資用物件は1Kや1Rばかりで、2DKなどのファミリータイプが少ないのでしょう?
では、2DK以上のアパートはどういう人が持っているのでしょう?
書いてしまえば当たり前のことですが…。
投資用のアパート・マンションを持とうという人はとにかく収益が命。
例えば、8部屋あったとして、たまたま1部屋空いたとしても、次の月に入る収入は1/8減るだけで済みますが、
もしこれが2DK4部屋のアパートだったとしたら、1部屋出てしまうと、1/4減ってしまいます。
それだけリスクが大きくなるわけですね。
ですから、投資に向きにくいのです。
営業する立場にたっても、お客さんから2部屋退去したらどうなる?なんて計算させられたらその場で商談は終了になるでしょう。
ん?サブリースという手もありますか…。サブリースは相手が信頼できるかどうかで慎重に決めて下さいね。
一方、かといって建築されるアパート・マンションは1Rや1Kばかりではなく、2DKも造られています。
誰がそんなリスクを負うチャレンジをしているのか?というと、ちょっと様子は違いました。
こういうのはそこに土地が余っているので、税金対策にアパートでも建てておくか…という地主さんが多いです。
彼らは、そこに建物があるというだけで、固定資産税がだいぶ減りますので、
店子が入ろうが入るまいが…実際はそんな余裕はないとは思いますが、ローンを組んで物件を買っているサラリーマン投資家よりは緊迫感はないのです。
他にもっといろいろな背景があるものですが・・・。
ファミリータイプは、一回住み始めたら長く住むという傾向があるようですが、
不動産屋からしてみても、それもあまり嬉しくない話。
回転が良い方が儲かるからですけど。
首都圏に1Rや1Kばかり造って大丈夫?と思っていましたが、
新築ですと、新たに住む人だけでなく、中古の物件から移り住む人もいるのでとりあえず大丈夫なのです。
ですから、ビジネスとして中古アパートを買うとなると、素人の勘では怖いところがあります。
プロの見立ても必要でしょう。
どうぞご相談ください。