今朝の新聞の情報ですが、企業年金の運用で失敗をした投資顧問会社、AIJですが、その筋の情報誌には、なんとランキング1位にそのAIJが入っていたと言うじゃないですか。
過去にこのブログでもマスコミ情報の危うさついては触れてきましたが、そろそろお気づきになっていただければと思います。
私はマスコミ情報の「裏」についていろいろ知ってきた方なので驚きませんでしたが、今回のAIJ投資顧問の件については、その情報誌の情報を「信じてしまった」ことが原因と思った方が良いでしょう。
雑誌社の記者が記事を書くのは「商売」ですから。研究の結果を発表する「論文」とは違うのです。
「論文」でさえ、最近は捏造があるというのですから…何を信じていいのやら…ですね。
建築関係でいえば、あまり悪口は言いませんけど、大手の住宅メーカでしょうか。
あれだけ宣伝して、その広告費はどこから出ているのだろうと思います。
特注のサッシや、特注の壁紙、それぞれお抱えの大工さんを持っているかも知れませんが、大工さんなんか、あちこちのメーカーを掛け持ちしているし、どうしも欲しいサッシがあれば、今ではインターネットでいくらでも出回っています。
極端な例でいえば、スウェーデン系のハウスメーカーは、当たり前ですがスウェーデン製のサッシが採用されています。独特な開き方、独特の大きさで好きな方も多いのではないかと思います。
どうしても、ああいったスタイルの家にしたければ、地元の信頼できる工務店で「これを着けたい」と相談すれば良いのです。さらに、大手ハウスメーカーのカタログを持って行って「こんな感じ」と相談するのです。
きっと出てきた見積を(大手メーカーのと)比較するとびっくりされることと思います。
値段じゃないよ、大手なら(いざというとき)安心じゃないか?とおっしゃるかたもいらっしゃると思いますが、
今の時代…
いざ…という時とは…
あ、それぞれの価値観ですね。「どうしても」
とおっしゃることを止めはしませんが、
お客様のことを思うとついムキになってしまいがちな私です。
マスコミに洗脳…というと言いすぎですが、マスコミの情報は斜めから聞いておく…いつも本当かなぁ~と思うぐらいがちょうどです。