‘不動産’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

不動産の売却査定にご注意

2012年3月22日 木曜日

株の取引をしている方は分かるかも知れませんが、株は一時上がって“いまナンボ儲けてるぞ~”と言っても

明日にはがた落ちしていることもあります。
つまり売り時が肝心。売って換金してはじめて利益(または損失)が確定します。

不動産も同様です。

一生に一度か二度…と考えている方は違いますけど、不動産を投資先として見ている方にとっては、
売り時がとても重要です。

売るとなると、最初のステップは「査定」
私の自宅にはほぼ毎日「売却査定承ります」のチラシが入ります。

あれだけチラシを入れられると潜在意識に刷り込まれて、つい電話をかけてしまうかもしれませんね。

私は査定を実際にしてきましたが、とても悔しい思いをしてきました。
これは心理戦なのです。

今、不動産の価格はとても不安定です。

3,000万円にしかならないと思っているあなたの不動産に対して、“うちなら4,000万でイケますよ”
なんて言われたら嬉しくなってたまらないでしょ?

即刻その不動産業者さんと媒介契約(あなたの会社に販売をお願いしますよ、という契約)を結ぶことでしょう。

でも、ちょっと待ってください。

きっと、大手の業者も、中小のところも、近隣の成約事例のデータを持ってくるでしょう。
それをあなたはじっくり見てみてください。

それが事実かどうかの確証はありませんけど、成約日もよ~く見てくださいね。
震災の前か後かでは市場は相当変わっていますし。

何社か査定しても構いませんが、事実は変わりません。
実際に相談して、あなたが納得された業者を選んでください。
私もそのおめがねに適うひとりでありたいと思います。

売却にまつわるトリックというか、売却の壺・・・についてはぜひ、ご売却を決められたらすぐにお話ししたいと思います。
失敗する前に、お気軽にご相談ください。

FC本部のビジネスと、FC店のビジネス と同じ?

2012年3月19日 月曜日

会社の近くに少なくても二つの小規模マンションが建築されていて、もうすうぐ完成します。

つまりまだ、建築中です。
4月の入居に備えて… あれ?もう3月も後半、入居時期なのに完成遅くないですか?

二つともすでに大手のアパート・マンション業者の横断幕が垂れ下がっていますので、
その会社が計画して、建築、募集、管理まで一貫して行うことに…とりあえずなるでしょう。

以前にも書きましたが、建築業者は、建築をすることが大きなビジネス。
その大家になっている人は、満室にしてそれを継続させることがビジネスです。

仕事はなんでも大変なものですが、上の両者、どちらが大変かと言えば、後者の方じゃないでしょうか。

これはフランチャイズの事業とも同じような気がします。

フランチャイズの本部は、FC店を展開することがビジネス。
FC店が増えれば、権利金ほか、アガリから利益を吸いとれます。

一方のFC店は、売り上げをあげることがビジネス。

本部としてみれば(誤解しないでくださいね)FC店が儲かろうが潰れようが、それより店が展開できて、
収益が取れる店が幾つかでも増えて、マイナスをカバーできればそれでOK…といえばOKなのです。

先に書いた、マンション建設も、造るほうは建ててナンボ(つまり利益が確定する)なので、
それが一軒でも多い方が良いわけですね。

だからといって、3月後半になってまだ建築中では…オーナー怒りませんかね?
一年でもっとも賃貸需要が盛り上がる時期なのに。

資格で食えるか?

2012年3月18日 日曜日

私はどちらかというと、資格をいろいろ取ってきた方です。

不動産の仕事をしているので、宅地建物取引主任者…はもちろんですが、
珍しいところでは、船舶免許、アマチュア無線、移動式クレーンなんてのも持っています。
どれも仕事上必要だったので取得したものですが。

一般的に不動産の仕事に絡む国家資格と言えば、前出の宅建主任者の他に、
弁護士
司法書士
土地家屋調査士
建築士
民間資格では
ファイナンシャル・プランナー
インテリア・コーディネーター
損害保険募集人
ローン・アドバイザー
などがあります。

さて、弁護士と言えば何年か掛けて難関の司法試験に合格して、晴れて資格を得るわけですが、

今では資格を持っても就職できない…という状況だというではないですか?
信じられません。何のために一生懸命勉強してきたのか?と合格者は愕然とするのではないでしょうか。

弁護士よりちょっと優しいと言われる司法書士についても同様です。

景気が良い時、司法書士事務所は、いくつかの不動産業者と提携するような形をとっていれば、
それだけで結構稼げたと言います。

それが最近は不動産取引数が以前に比べて減っているので、それだけではなかなか従業員を雇えるまでになれないそうです。

昔は「この資格を持っていれば食っていける」と言われた資格がもはやそうでは無くなっているので、
自分の子供にもあまり「資格を取れ」と言えなくなっています。

そんな中、弁護士は(頭が良いので)あるビジネスをどんどん推し進めています。

それは「自己破産」の手続き。

裁判などの紛争があるわけでもなく、
簡単に確実に手数料が取れるので、悪徳弁護士はどんどん破産させてしまうそうです。

住宅ローンで不安な方は任意売却等の手段もあるので、安易に破産への道を考えてはいけません。
気を付けなければいけませんね。

そういえば、ラジオでもテレビでも、弁護士が登場して自己破産をよく取り上げています。
あれも広告なのかな?勘ぐりたくなりますけど。

困った時はご相談ください!