弊社所有物件の≪ダイアパレス千歳 301号室≫のリフォームが終了しました!
本日は室内写真をご覧ください!
壁紙も全室新しくして明るいお部屋に生まれ変わりました!★是非お問い合わせください★
※お陰さまでこちらの物件は賃貸物件として生まれ変わることになりました(現在賃貸中)
これが新たな潮流になるかどうかわかりませんが、
水回りまで変更できるマンションというのがニュースになっていました。
あ、別に今のマンションでも出来ないこと無いんですよ。
ただもちろんモノによります。
マンションの図面をみると、PSと書いてあるスペースがあると思います。
トイレや風呂場、キッチンの近くにあるはず。
これは「パイプスペース」の略で、マンションの最上階から地面まで縦にパイプ・・・
水道管、下水管、ガス管などが通っている空間のことなのです。
ということで、そのPSと書いてある空間は、リフォームでも移動することはできないのです。
ただ、新しいマンションで、このPSをうまく配置して、水回りも移動できるようにしたものが出てきています。
先に“モノによる”と書いたのはこういうことです。
水回りを移動したいとしましょう。
各水場の排水は、PSのパイプに接続しなければなりませんが、
そこまで水が流れる勾配をつけてやらないと、“流れが悪い”感じになってしまいます。
床下の余裕がどれだけ深いかで、これは移動できる、これは移動できない…というように水回りのリフォームに制限が出てきます。
スケルトン(内装を全部無くしたコンクリートむき出しの状態のこと)にしてはじめてわかった…ということが無いように、リフォームする場合は良く調べてもらいましょう。
さて、そのニュースになっているマンションは、そんなこと気にしなくてOKですよ…
つまり、
床下の高さを多く持たせたのでしょう。水回りも移動可能とのこと。
ダイニングとリビングとを分けないものにしたり、完全に分けたり、
風呂やトイレの位置を変えたりすることも可能です。
リゾート地になると、風呂場が外側に面しているものもあります。
江ノ電の鎌倉高校前駅のすぐ横にあるライオンズマンション。
全室もちろん南向き、オーシャンビューです。
リビングもさることながら、バスルームも南向き。
眼下に江ノ電と134号線が通りますが、その先は海…のみ。
オープンにしていても誰に見られるでもなし。
いい雰囲気です。
水回りを移動できるのであれば、思い切ったリフォームもOKですね。
日本では建築基準法という偉い法律があって、今日建てられている家も、その法律に則って造られています。
たまにとっても安い価格の土地があると、下に「再建築不可」と書いてある…そんな不動産があります。
せっかく土地(と古い家屋)があるのに、建物を建て替えできないなんて…とお思いのことでしょう。
建築基準法では、家を新たに建てるには、建築基準法でいうところの「道路」に2m以上接していることが条件になります。
1.99m…つまり、1センチ足りなくてもダメなんです。
「再建築不可」となってしまうものの多くはこの要件を満たさないのが理由です。
一般の方にとって「再建築不可」となると二束三文のように思えるかも知れませんが、事情によってはそうでもないこともあるから面白いのです。
ちょっと前に、東京の四谷に再建築不可…の土地がありました。
タダという訳ではありませんがとても安い値段がついていました。やはり「再建築不可」です。
足りないのは1センチ…ではありませんでしたが、東京のド真ん中の四谷でもあるんですね~。
ただ、たまたま隣の人が素晴らしくいい人で、1センチくらいならどうぞ…なぁんてことになったら大変。
「再建築不可」ということで誰からも見向きもされなかった土地が突然価値を持つことになるのです。
もしあなたがたまたまその土地の所有者だったら、宝くじが当たったようなものです。
宝くじと一緒で、滅多にそんなことは起きないのですが、こんな世の中です。
何が起こっても不思議ではありません。
相談して交渉した結果、いくらかの額で問題が解決できれば
二束三文が何千万円になることも…あるかも知れません。
あと、再建築不可…ということは言い換えると、リフォームならOK、ということになりますが、
「再建築」はダメだけど、「リフォーム」はOKって、両者の境って何なのでしょうね?
その辺の「妙」はまたいずれ。