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横浜市南区の不動産会社栄都

貯水槽の仕組みとは・・・

2012年6月10日 日曜日

よくマンションやビルなどで大きなタンクを見かける事がありますが

どういった仕組みになっているのでしょうか。

水道水の給水は、「受水槽式給水」と「直結式給水」のいずれかの

方式で、家庭や学校、事業所などへ給水されています。

 

受水槽式給水とは…

水道水をいったん受水槽に受けて給水する方式をいいます。

3階以上の建物などで水圧が不足する施設や、一時的に大量の水を

使用する施設でこの方式が用いられています。

受水槽方式の場合には、衛生面での管理に十分配慮する必要がある

反面、安定した水圧が得られるほか、断水時や災害時にも水が確保

できるなどの利点があります。

直結式給水とは…

水道水が、配水管から蛇口まで受水槽を経由しないで直接給水している方式をいいます。

この方式の場合は、受水槽の設置スペースが不要であるほか、受水槽式と比べて

衛生管理面での負担が軽減されます。

ビル、マンション、学校、病院などの多くは、水道水をいったん貯水槽(受水槽や

高置水槽)に貯めてからポンプを使って中高層階へ給水する受水槽式給水を採用

しており、このような水道を「貯水槽水道」と呼んでいます。

水回りも変更できるマンション

2012年5月22日 火曜日

これが新たな潮流になるかどうかわかりませんが、

水回りまで変更できるマンションというのがニュースになっていました。

あ、別に今のマンションでも出来ないこと無いんですよ。
ただもちろんモノによります。

マンションの図面をみると、PSと書いてあるスペースがあると思います。
トイレや風呂場、キッチンの近くにあるはず。

これは「パイプスペース」の略で、マンションの最上階から地面まで縦にパイプ・・・
水道管、下水管、ガス管などが通っている空間のことなのです。

ということで、そのPSと書いてある空間は、リフォームでも移動することはできないのです。

ただ、新しいマンションで、このPSをうまく配置して、水回りも移動できるようにしたものが出てきています。
先に“モノによる”と書いたのはこういうことです。

水回りを移動したいとしましょう。

各水場の排水は、PSのパイプに接続しなければなりませんが、
そこまで水が流れる勾配をつけてやらないと、“流れが悪い”感じになってしまいます。

床下の余裕がどれだけ深いかで、これは移動できる、これは移動できない…というように水回りのリフォームに制限が出てきます。

スケルトン(内装を全部無くしたコンクリートむき出しの状態のこと)にしてはじめてわかった…ということが無いように、リフォームする場合は良く調べてもらいましょう。
さて、そのニュースになっているマンションは、そんなこと気にしなくてOKですよ…

つまり、

床下の高さを多く持たせたのでしょう。水回りも移動可能とのこと。

ダイニングとリビングとを分けないものにしたり、完全に分けたり、
風呂やトイレの位置を変えたりすることも可能です。

リゾート地になると、風呂場が外側に面しているものもあります。
江ノ電の鎌倉高校前駅のすぐ横にあるライオンズマンション。
全室もちろん南向き、オーシャンビューです。

リビングもさることながら、バスルームも南向き。
眼下に江ノ電と134号線が通りますが、その先は海…のみ。

オープンにしていても誰に見られるでもなし。
いい雰囲気です。

水回りを移動できるのであれば、思い切ったリフォームもOKですね。

マンションとアパートの違いは何?

2012年5月11日 金曜日

結論から言うと、「こういった物件はマンションとする」などの明確な規定はありません。

ですから、不動産会社が広告する時に、「これはマンションだな」と思えば「マンション」、

「いや、アパートだろう」と思えば「アパート」と表示していることが多いのです。

ただ、一般的には木造や軽量鉄骨造の準耐火・低層物件を「アパート」、鉄骨鉄筋コンクリートや

鉄筋コンクリート造などの耐火構造の集合住宅を「マンション」と呼んでいます。

それぞれの特徴とは…

<マンション>
・ 鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリート造の耐火構造

・ 高層住宅も建てられる

・ 遮音性が高い

・ 高級感がある

・ 建築費もかかるので、賃料はアパートより高い

・ エレベーターがついていたり管理人がいる場合も多く管理費が高い

 

<アパート>

・ 木造や軽量鉄骨造の準耐火構造

・ 2階建てが多い

・ 構造上、高層住宅はできない

・ 建築費が安く建てられるので賃料は安め

・ エレベーターなし、管理人もいない場合が多く管理費が安い

となります。

ここに挙げた特徴は、あくまでも一般的なもので、最近では、「えっ?これでもアパートなの?」と

思うほど、高級感あふれるものや、音が響きにくいアパートもあります。

明らかに木造2階建てであれば「アパート」、5階建てでエレベーターもついているような物件なら

「マンション」と誰もが言うと思いますが、微妙なのが2~3階建ての鉄骨の物件。

物件名には「○○ハイツ」とか「コーポ○○」なんていう名称が使われていますが、これはマンションなのか

アパートなのかは業者によって違うのが現状です。

不動産会社によって「マンション」としているか「アパート」としているかは変わってきます。

あくまでも明確な規定がないからです。外観はかっこいいタイル貼り、エアコンなどの設備も充実!

なんて物件だと「マンション」と表示していることもありますし、特になにもなければ「アパート」としている

こともあります。

これらの物件は、一番なにが違うのかといえば、「遮音性」です。やはり、木造や軽量鉄骨の物件は

鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造の物件に比べて、遮音性で劣るものが多いのが現状です。

ですから、物件を選ぶ時には、「マンションかアパートか」といった物件種別だけでなく、「構造は何なのか」

までチェックするのが良いかと思います。