以前、夕陽が赤いのはどうしてか?という話を書きましたが、これもそれぐらい当たり前過ぎて気にしなかったことです。
どうして1R 1K 1LDK? イメージ写真
でも質問されたことがあるので一応書いておきますね。
よく、ワンルーム系のマンションの建築計画となると、周辺地域は反対運動でてんやわんやするものです。
でも、ファミリー系のとなると反対もそう激しくない。
周辺地域に住む方にとっては、ワンルームとなると、世帯数が多いので変わり者が入居してくる確率も高くなる…ということで
しょうか。
一方ファミリータイプなら、ファミリーを築ける(イッパシの)社会人であることが暗黙の前提になるのでしょう。
どちらも根拠無いんですけどね。
さて、投資家にとって投資をするからには回収が命。
ワンルームの需要が飽和状態だと言われて久しいですが、それでも業者が単身者用にこだわるのはどうしてでしょう?という最
初の質問に戻します。
答えは、投資家にとってのリスクが一番少ない“売り易い商品”、面積が小さいぶん安い“買いやすい商品”になるからです。
一棟もののアパートの場合、限られた容積率の中で、4部屋のファミリータイプを作った時と、10部屋の単身者向けを作った場合では、
収入額も違えば、もし空き室になった時の損害額も小さくて済むわけです。
このエリアならファミリータイプだろう、という場合というものがありますが、そういう場所で単身者用のワンルームを建てる
と最悪…。
まったく入居者が入らないという事態になります。
今日も新聞広告が載っていました。区分所有の投資物件の広告です。
千代田区の一番町!東京のド真ん中なのに比較的閑静で最高の場所ですよね。
40㎡弱の1LDK、4,400万円でした。
第1期販売分は完売、最期の5戸!!!
想定賃料210,000円、ローンの支払いが月額12万円(管理費、修繕積立金別)…いい例題ですね。
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さあ、あなたは飛びつきますか?
それにしてもすごい!全国紙の広告で販売数はたったの5戸ですから。
あと、間取りを見て感じました。
贅沢になったなぁ~て。
数年前までは18㎡、3点ユニットバスでも大丈夫だったのに。