東京ゲートブリッジ開通に思うことがあります。
航空機が近くを通過するため(その数値的なことはわかりませんが)高さが98.1m以下になっているとか。
さらに大型船が通れるように、54.1mの高さ、300m開口幅があるそうです。
そういえば、横浜のベイブリッジもそんなこと言ってたのを思い出しました。
クイーンエリザベスⅡが通れるように…という高さに造ったのですが…もうその船は新型になってしまい、
横浜の大桟橋につけることができないから、ブリッジをくぐらずに留められる、大黒埠頭に接岸します。
これじゃ~乗客は“貨物扱いか?”と思うことでしょうね。
ベイブリッジをそれに合わせて高さを変えるのは不可能でしょう。
私たちが扱う住宅も、同じことが言えるのではないか…と。
昭和50年ころは今のように車が普及するとは思わなかったから車庫は1台分が普通でした。
家族が多かったから、部屋数は5~6LDKなんてザラでした。
ところが今のスタンダードはご存知のとおり全然違います。
では、将来はどうなるのでしょうか?
今は駅から徒歩圏内の物件がもてはやされていますが、
もしかしたら仕事の形態が変わり「駅」というしがらみから解放されてしまうかもしれません。
ガソリン車は過去の遺産となり、セグウェイやそれにかわる機械が車の代わりになるかもしれません。
スタンダードは変わるのです。
船はどんどん進歩して、一寄港地の橋の高さに合わせようとはしません。
私たちの生活も変化し、今の「常識」がそうでなくなるかも知れません。
そんなことを思うと、悩んで(不動産を)買えなくなってしまいますか?
ひとりで悩まずに、一緒に考えましょう。どうぞご相談ください。