‘シロアリ’ タグのついている投稿

横浜市南区の不動産会社栄都

防蟻処理 (ぼうぎ しょり)

2012年9月14日 金曜日

読んで字のごとくアリ…特にシロアリに家を食べられないように薬剤を構造材に塗布させる作業のことですが、

これは大事だと、特にこの季節は思います。

新築現場では、基礎から上の1mくらいオレンジ色になっている・・・あれです。

なぜ、この季節かと言うと、アリの歩く速さが(気のせいか)速くなっていると思うからです。

彼らは、夏の間食料を巣にためて冬に働かなくてもいいようにします。

きっとまだノルマに達していないのでしょう(笑)
今朝も自宅の玄関先のアリはせっせと働いていました。

アリがゆく所には、アリ道というものができますが、それはすなわち、家の柱を食べているカス。
あんなもの放っておいたら、シロアリでなくても大変なことになります。

先日、これを撒けば、アリが巣にその薬剤を持ち込んで巣をまるごと退治する!
という触れ込みの薬を買って撒いてみましたが、
その横を、さっそうと走っていました。

薬剤を気に入って貰わないと始まりません。
横でダンゴ虫が薬剤の餌食なっていましたが…退治したいのはアリです。
新築現場で見るオレンジ色の薬剤…それに限った話ではありませんが、
ある時から、薬剤の強さが制限されましたので、一定期間過ぎたら再施工が必要です。

数ミリの小さい昆虫ですが、集団で来られたらかないません!
ぜひ、思いたったら!!

へなちょこな業者もいるので、シロアリ退治…不安なかたはご相談ください。

白アリに注意!

2012年6月17日 日曜日

白蟻はあんなに小さいのに、放っておくと何千万円も掛けて建てたあなたの家を食べ尽します。

私は白蟻が柱を一本食べ尽くした跡をみたことがありますが、
外から見たら・・・実はほとんどわからないんです。

普通の柱だろうと思って手をついたら大変!ふにゃふにゃなんです。
その柱を交換するべく取り除くと、すでに白蟻はかなり前に退散した後でしたが、
驚きました。
年輪の堅い部分はそのままに、柔らかい部分がそっくりそのまま無いのです。

ですから、材木の内側は紙がひらひらしているような…そんな様子なのです。
もちろん柱としての強度などあるはずがありません。

そのお宅はリフォームの最中だったので、そっくりその柱一本立て直しましたが、
他人事ではないと思い、自宅のチェックもしてもらったものです。

ただ、この白蟻業者…これも曲者で、

うわさですが、
あらかじめ白蟻を持込み、床下に放してそれをビデオカメラで撮ります。
部屋でモニターを見ているその家のオーナーはびっくり!
“すぐ駆除をお願いします!”
ろくな作業もせず法外な料金を請求して、“毎度ありぃ~”

ということをやっているというのですから…困りものですね。
うわさですけど。

こういった詐欺を予防するには、
不動産やリフォームと一緒で、
あなたが「信頼できる」不動産業者なり、リフォーム業者(または担当者)を1人持つことが重要なのです。

もし白蟻被害が不安でしたら当社にご相談ください。
信頼できる駆除業者さんを紹介します。
ついでに床下にもぐって撮った映像が、本当かインチキか簡単に見極める方法もお教えします。

その業者さんから伺ったことですが、庭に起きざらしになっているあらゆる木製品、
例えば、ラティス(ついたて)、木製の雨戸の壊れたもの、木製の柵、椅子、置物…こういうのが白蟻は大好きなのだそうで、今、庭にこういう物が置いたままになっていたら注意して、捨てるか時々乾かすようにしてください。
白蟻…この季節、くれぐれもご注意ください。

 

メンテナンスフリーはメンテ要らずか?

2012年6月16日 土曜日

住宅を選ぶ際に、気になるのが外壁。

鋼板を張るサイディングにするか、モルタルを…吹き付けるか、左官仕上げにするか、レンガ調のパネルを張るか…。

サイディングといって、金属の板で家を覆ってしまえば少なくても風雨には強そうです。
それに、隣が火事になった時も延焼をある程度防げます。

その正反対にあるのが、木材がむき出しの外壁。
今、建てられている家はほとんど見かけませんが、これはある意味危険かもしれません。

最近は樹脂を染み込ませた燃えない材木ができていますが、
外壁が燃える素材を使うと、火災保険も高くなるので、ご注意くださいね。

だからモルタルやサイディングにする場合が多いのでしょう。

 

他の国と違い、家と家の間が近いので、延焼を防ぐ意味でも不燃材にしておくことはいいことだと思います。

サイディングにしておくと、さらにいい特典があります。
それが「メンテナンスフリー」です。

お手入れ要らず!これは金銭的にも労力的にも嬉しいことです。

ただ、その鋼板やタイルや化粧パネル自体はたしかにメンテナンスフリーですが、
それらの板と板の間に充填される目止め剤(コーキング)は紫外線や風雨で劣化していきます。

これをそのままにしておくと、家の内部に水が入り、
湿気がこもり、シロアリが…という最悪のシナリオに行きかねません。

そんなことがないように、メンテフリーの家でも、きちんとメンテしてあげないといけません。

そうすることによって、うんと長持ちするのです。

同じことを車屋から言われました。
どんな車も、エンジンオイルを小まめに交換するだけで相当モチが違うのだと。

あたたた、耳が痛い話です。