鉄と酸素というのは、とても相性が良くて・・・というか、鉄を酸化させてどんどん食べて行ってしまいます。それが錆というものです。
先日ある物件で地中にある水道管を掘り出してびっくり。
外からみたらもうサビサビでした。約40年前に埋められたものです。
外側がああだと管の中も…と心配になりますよね?
最近の管は、鉄管の内側にビニールがコーティングされているものが主流ですが、
その昔は、鋳鉄管がほとんどですから、お宅の敷地内の管の交換も…保守の計画の中に入れておいた方がいいですね。
その物件の水道管は内側にビニールコーティングしたものでしたが、外側が錆びてしまってはいけません。
水道管は、ステンレス、ビニールコーティングの鉄管、ポリ管が大別されますが、
ステンレス管にすると、錆びにくいものの費用がもっともかかります。
・・・ということで、ビニールコーティングの鉄管が主流になっているようです。
大昔になると、土管や、鉛管が使われているところもあるようですが、
さすがにあまりもう見かけませんね。