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横浜市南区の不動産会社栄都

賃貸物件の重要事項説明

2012年1月29日 日曜日

先日、当社が仲介した賃貸物件の契約がありその物件を管理している不動産屋で契約を締結する為、同席しました。

その時の重要事項説明及び契約に関する説明の中で気になった事は、管理不動産屋の方が借主に対して曖昧な感じで返事していたという事です。

素人の私が、そんな対応でいいのかと心配になったくらいです。                   

例えば、契約期間が2年でH24.2.11~H26.2.10までとなっていたのですが、重説書ではH26.2.30までになっていました。(管理不動産屋曰く大丈夫!大丈夫!と‥何が大丈夫なのと思いながら聞いていました‥重説書の日付を訂正すればいいだけでは‥面倒くさいのか?)

又、借主からの質問に対し「たぶん大丈夫ですよ」と言うような曖昧な返事をしていました。

契約をめぐる紛争の殆どは「そんなことは聞いてない」という事から発生する事が多く、この「聞いてない」の殆どが重要事項の説明に関係する事で、本当に「聞いてない」という場合もあれば「聞いたけど忘れた」、「聞いたかもしれないけど良く理解できなかった」など理由はさまざまです。

そういった事を考えると重説時に時間をかけて説明をしても人は時間が経てば忘れてしまうのが常なので、今までの事例等で問題(クレーム)が起こりやすい事などを重点に理解してもらう事が大事ではないかと感じました。

個人的に賃貸で気になる事は今までの経験上、敷金に関する事、経過劣化(通常損耗)で傷んだものに関する責任はどうなるのか、何かが故障した時は貸主借主どちらの責任で補修するのか‥というものでした。

借主側も事前に気になる事があれば、納得のいくまで確認する事は非常に大切だと思います。

仮に契約時「その時は○○です」というように契約書に記載されていない事項が出た場合は口頭だけの確認ではなく追記で契約書に載せてもらうなど借主側の主張も必要だと思います。