‘7-解体から新築完成まで’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

コンクリート擁壁の中身

2012年7月27日 金曜日

コンクリートを入れるとしばらく見られない、コンクリート擁壁の中身です。

コンクリート擁壁の中身

これを見れば、ブロック塀と全然(強度が)違うことが一目瞭然でしょう。

大切な家が建つ土台を支える擁壁ですから、一番気をつかってあげたいところのひとつです。

立ち上がりが2m弱ですが、L字に造るので、同じくらいの長さの土台ができます。

そこに土や家の重さが載るので、壁が道側に傾かないのですね。

擁壁を立てるのに板が見えますが、これが型枠です。

コンクリートを流して固まって、型枠を外すと…コンクリートの打放しの表面が現れます。

だからここら辺を雑につくると、雑な壁になってしまうのできちんとやってます。

7.23 造成は連携プレーで

2012年7月23日 月曜日

土地を造成するには、いわゆる土木、測量、設計、建築にかかる業者さんたちがかかわってきます。

彼らの連係プレーがうまくできているか否かで、全体のスケジュールに大きく影響します。

お互いの作業が、それぞれの常識内なら全く問題無いのですが、
“普通ここまでやってくれるだろう” という予想、あるいは常識がたまに外れることがあります。

発注者としては、そういうことで作業が遅れることの無いように注意しておかなければなりません。

造成業者さんは、測量士さんが入れたポイントを手がかりに擁壁を組んでいきます。

これができていないと、土木業者さんは手がつけられません。

ところが、測量士さんが入れたポイントが、土木業者さんのダンプやユンボが走ることでなくなったりずれたりすることがあります。

工事をする人たちは境界のポイントにいちいち気を使っていられないのでしょうか?

そういう背景があって測量士さんは、何度か…少なくても、造成が終わった頃に境界票を付ける為に来ていただくことになります。

ところで測量士さんが覗いているあの機械は、水準儀というもので、基準点から各境界点を測り高さの測定をしています。

具体的にはよくわからないですけど。

造成とベンチマーク

2012年7月21日 土曜日

掘削がはじまってしばらくは土を搬出します。

こんな堅い地盤は久々です

ここはとても地盤が良くて安心できます。
もちろん、埋め戻すところはありますが、基本的にズブズブのところとは大違い。

頼もしい地盤です。

掘ったところを埋め戻す所もありますが、工程的にこのあたりから造成工事は、高さを整えていきます。

必ず高さの基点になるポイントがあります。
その点のことをベンチマークといいます。

図面にBMと書いてあるのがそれです。

どこをBMにするかは様々ですが、前面道路のマンホールの上面や境界ピンの上だったりします。

擁壁は、道路境界から100ミリ敷地側に下がった所から立ち上がる予定です。これまで、道路境界ギリギリまで玉石が来ていましたから、行き交う車にとってはこのちょっとした後退がありがたいことかも知れません。