緑区寺山町の造成工事は現在中間地点です。
こういう擁壁を壊すときにはいろいろ予期しないことが起こるものです。
コンクリートの壁が特別厚い場合。
以前、ただの間知石(けんちいし)擁壁かと思ったら、その奥にコンクリート擁壁が隠れていて、それがまたかなり頑強なものでした。
コンクリート擁壁はその厚さがあると破砕機の音と振動で周辺の方々にご迷惑を掛ける時間が長くなってしまいます。重機が入れば時間は短縮になりますが、振動は・・・かなりです。
写真にあるこの現場のは、コンクリートの中に破砕機で壊れない玉石がごろごろ入っていて壊すのに手間がかかっています。
手間だけでなく、その石の廃棄に余分に費用がかかるのだそうです。
それと、あまり無いケースですが、擁壁を壊して土を掘ると、建築当時に出たと思われる産業廃棄物系のゴミがゴソゴソ出てくることもあります。
ここ、寺山町の現場は7月初旬にはきれいな造成宅地になると思います。
水道も下水も新たに引き直しますので、「生まれ変わる」ぐらいリニューアルします。