‘5-会社概要’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

未公開物件から公開物件になるまで

2012年1月13日 金曜日

このブログを読んでいるあなたにとっては当たり前の話かもしれませんが、
一般の方が不動産物件を検索するときによく使うのは、スーモですか?アットホーム、ホームズ、ヤフーのHPから…ですか?
どちらか、あるいは全部はないかと思います。

一方、一般のかたが見れそうで、見ることができない…不動産業者がIDとパスワードを使って入るサイトがあります。
それがREINS(レインズ=不動産流通機構)。

リアル・エステート(不動産の意味)のRE
インフォメーション(情報)のI
ネットワーク(網)のN
システム(機構)のS
アメリカでは古くからある流通システムでしたが、それを日本でも採用したというものです。

このIDとパスワードがあれば、北海道から沖縄まで、登録されている情報を全て検索することができます。
つまり目の前のお客さんが(そんなことはありませんが)沖縄と札幌にマンションが欲しいと言われても対応出来てしまうの
です。

全国のほとんどの不動産屋さんが、この情報網の中にいるので、不動産を見つけに地域の業者2~3軒まわっても、紹介される物件が同じ…ということになるのです。

駅などで無料で配布されているスーモ(住宅情報誌)で、同じ物件がずら~っと出ているのもその表れで、
もう、ほとんどの不動産情報は共有されているのですね。

じゃ、どこの不動産屋に行っても全く同じなのか?というと、
そうではないのです。

不動産とは唯一無二なもの。
レインズなり、アットホームなり情報網に載る前の状態というのを想像してみてください。

不動産業者は、例えば売り情報が出たら、まずは自分の顧客で契約ができないか?
それがダメなら同じ会社の他の営業の顧客で契約できないか?
を考えますよね?
そうすれば、売主からも、買主からも手数料が頂けるわけですし。

それでもダメなら、仲間の不動産業者に連絡してそこで契約できないか?

それでもダメなら情報網へ…ということに…なりますよね?

ま、いきなり出てきた物件を自社で契約できるというラッキーなケースは、
大手になれば確率は上がりますが、そうないものです。

検索サイトに出ている物件が“出がらし”…とは言いませんが、信頼できる不動産業者さんと仲良くなれば、
情報網に載る前の情報があなたにやってくることになります。
これって、すごいことなんですよ。

3階建の家

2012年1月13日 金曜日

AHは11月上旬、屋上空間を工夫した住宅を発売した。PHは9月から、斜線制限など法規制への対応力を高めた新商品。防火地域ではRCや鉄骨造が主流だが、MHは耐火仕様の木造4階建て住宅提案を積極化している。

従来の供給量では足りない為、狭小宅地でも売上をあげようとの狙いであろうと思う。各社の商品は下記の内容である

AHが発売した「スカイコテージのある家 天空こども城」は、3層目に家族で使うワンルーム空間と一体化させた庭園を設けた。それにより、通常の3階建てに比べて圧迫感が抑えられる。2階建て住宅が多いエリアでもなじむようにすることで、3階建てへの建て替えを促す狙い。屋上空間は、外周を高さ約1.9mの壁で囲うことで隣家などの視線に配慮しつつ、部分的に縦桟手すりやパネル手すりを併用して開放感を確保した。

PHの重量鉄骨住宅「ビューノ」は、都市部の限られた敷地を有効活用するため、間口・奥行きそれぞれ150ミリ間隔で設計できるモジュールを採用した。12方向同時に複数の階にわたって勾配屋根にすることが可能となった。狭い敷地や建物の密集、斜線制限など都市部で求められる条件をクリアしつつ居住面積を確保する。

一方、木造の4階建て住宅も登場している。MHはこのほど、東京都千代田区神田で、2×4耐火構造の4階建て住宅を建設した。防火地域に建つ個人住宅だ。敷地は約44m2で、延べ床面積は約175m2

同社がモデル棟以外で、木造耐火4階建て住宅を建設したのは今回が初めてという。防火地域ではRC造や鉄骨造が一般的で、木造建築はまだ少ない。木造住宅ならではのデザイン性をアピールし、都市部での建て替え受注を増やす方針。

私の今後の不動産の見解は、都心への狭小地での建築需要もあるとは思いますが、今後の少子化が進むことを考えれば、将来、20年後、30年後には、広い家、土地にシフトチェンジしていくのではないのか?そして、インターネット、交通の利便性、企業の都心離れ等考えると、どうも、大手住宅メーカーの方向性は如何なものかと・・・なので、当社が、売主としてご提供する物件は、比較的広い物件を中心に販売しています。

解体時のアスベスト飛散が心配?

2012年1月12日 木曜日

近所の工場が壊されていつのまにか宅地になりました。
ところが、その工場にアスベストが使われていて、解体する際にそれが飛び散り、肺に入って病気に…。
こういう社会問題があってから、アスベストの扱いにはとてもシビアになりました。

鉄骨に吹き付けられたアスベスト

解体業者さんも、アスベストがあったら、家に覆いをして解体しなければならず、
値段も大きく違ってくるので、見積もりの時にその辺をよく見ていきます。

そもそも、アスベストは当時とても便利な素材でした。
鉄骨にそれを吹き付けておけば、空気と触れることなく錆が防げました。それがまた安価だったので普及しました。

理科の実験の時に、ビーカーの液を温める時に、アルコールランプの上に置いた板がアスベストでした。
そんなイケナイ物質とは全然知りませんでした。

でも、今、たとえば新築をしようとする方は心配しないでくださいね。
業界でもアスベストは流通していませんから。

もしあなたのお宅の近隣で中古の一戸建てを解体するという場合は注意が必要です。

ただ、神経質にならなくていいのが、屋根に使われているスレート板、や軒天井(業界用語では「のきてん」)に使われているアスベストを含有している石膏ボードです。

これは解体時にはゆっくり剥がしていき、その他の産業廃棄物とは別に処理されるようです。
吹き付け処理されたものに比べたらアスベストの細かい繊維が飛散する可能性は非常に少ないので、
隣の家屋が解体されるからといってビビる必要はありません。

アスベストの繊維

昭和50年代より昔の鉄骨造の家ですと、アスベストの吹き付けがされているケースも考えられるので、
ちゃんと覆いをして処理しているか、見ておいた方がいいですね。

昔は便利で安いからとじゃんじゃん使っていたのに、いきなり悪者扱いされアスベストにとっては迷惑な話ですが、
怖いことですが、身の回りをみたら他にもあるかもしれませんね。

私はちなみにトランス脂肪酸であるマーガリンをなるべく食さないようにしてますが。