‘5-会社概要’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

契約書は紙で

2012年1月28日 土曜日

コンピュータが今ほど発達していないときに
「これが普及すると紙がいらなくなる」と言われ、「ペーパーレス社会」という言葉もできました。

なるほど、PCからPCへメールを飛ばせば、紙に書いてファックスしていた分、紙が節約できる…そう思っていました。

イメージ写真

どうですか?みなさんの周り?

ペーパーレスどころか、今はペーパーだらけ。

メールが来たら、それをプリントアウトしてファイルして…、なんてことしてませんか?

実は不動産の契約…契約書はやはり「紙」が登場します。
これは、電子化が難しいのではないでしょうか?

紙がそのまま残っているだけでなく、どんどん増えているような気がします。

お客様が反社会勢力じゃないことや、将来、反社会勢力に譲渡しないことの誓約書や、
契約前の重要事項説明も、以前書きましたように、
言わなくてもわかるような当たり前のことでも、必ず書くようにとお達しが来ます。

「契約する不動産の隣は第三者が所有するところだから将来何が建つかわかりません」…なんて、わざわざ書かないといけないのでしょうかね?

たまたまですけど、火災保険の契約でも、やはり「紙」が多くなっているような気がします。
金融庁のお達しなので…というのが「言いわけ」なようですけど、
彼らの責任逃れのために、私たちの作業が増えるのはどうも気持良くないものです。

ペーパーレスはもはや死語?
あのころに「製紙業」の株を買っておけば…良かった?

建てたときに思い切って!

2012年1月28日 土曜日

新築でも中古でも、住宅を買われたお客様のある傾向を書きます。

「住み始めてからの作業は後回しになる…」

壁紙の交換は一気に!

あるある…でしょ?

住み始めてから壁紙を剥がして塗り壁を自分たちでやる…とおっしゃっていたお客様、2年後そのままでした。

住み始めてから床のフローリングを張り替える…とおっしゃっていたお客様も、そのままでした。

住み始めてからエントランス部分をペイントする…とおっしゃっていたお客様も、まだ…。

こういうことって、引っ越す前に一気にやっておかないと、一旦落ち着いてしまうと他に優先順位の高いものが出てくるのか、

なかなか実行に至らないようです。

フローリングの交換も…

それほど重要なことじゃないことに気付かれたのかもしれませんが、

「こうしたい!」

ということがあったらぜひ、引っ越し前に思い切って工事してしまいましょう!

 

先日、新聞にある住宅メーカーの建物が紹介されていました。

間仕切りをできるだけ少なくして新築価格を安く抑えて、ライフスタイルの変化(子供ができたり巣立ったり)で間仕切りを「後で」変えられる家…です。

感心はしましたが、どうでしょうかね~。

 

競売不動産の専門家です。

2012年1月27日 金曜日

不動産競売は、裁判所が間に入って行う取引です。国の機関である裁判所が不動産の売主ですので、売主として信用できますし取引も公正です。

この他にも、購入価格がお買い得であるなどメリットもありますが、一般の不動産の売買とは異なり、不動産競売の場合、基本的に裁判所は何ら責任を負ってくれません。例えば、購入した不動産物件に占有者がいる場合などは、裁判所が立ち退きをさせるのではなく、購入者が自分で立ち退かせなければなりません。つまり、落札した人がすべてを自己責任で処理しなくてはいけないのです。リスクを背負わないためにも、落札したい不動産を事前に調査すること、きちんと法律的立場からも裏づけのある事実を把握することが非常に重要となってきます。

そう言った状況の中で、競売不動産購入者への助言や代行には、何の法律の制限もなく、宅建業者でなくても自由に出来るのが現状です。

そこで競売不動産取扱主任者という資格ができました。

同資格は、一般消費者に対して競売不動産の入札から、落札、明け渡しまでに必要な知識および能力など、競売不動産に関する一定水準の知識、能力を証明するもの。資格制度を設けることによって、トラブルを防止し、消費者に対して安心を与えるほか、事業者の信用力、信頼感の向上につなげていく目的となっています。

 

初の試験となった今回は、受験申込者1,216名、受験者1,065名に対し、合格者は448名、合格率42.0%でした。

受験資格が宅地建物取引主任者試験合格者であることから、受験者の98%が宅建主任者証保有者で男女比は約9対1でした。
今年度の試験は、12月4日(日)に実施予定で3月にも詳細を発表する予定です。

どんな資格でも初めは合格率が高いですが、将来に向けての必要性、重要性が高まれば合格率10%前後…となるかもしれませんね。