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横浜市南区の不動産会社栄都

賃貸物件の空室対策  ちょっとしたことが…

2012年1月30日 月曜日

賃貸物件をお持ちの「大家さん」のもっぱらの心配「空室対策」

イメージ写真            空室対策は永遠の?

これは永遠のテーマでしょう。

コレという秘訣があればそれだけやっていれば済むはずなのに、大家さんが集まればその話ばっかり。

その対策も、お持ちの賃貸物件の場所、入居者のターゲット、間取り、築年数などでその対策も様々でしょう。

ですので、これもひとつの方法だと思ってどうぞ。

その物件は横浜市の観光スポットにほど近い賃貸マンション、4階建1Kタイプ全14戸の新築です。

マンションのオーナーは女性でしたが、各部屋に小さなプレートを置き、「内覧いただきありがとうございます、このマンションは…云々」

とちょっとしたメッセージを残してありました。

その傍らにはポプリを置いて、女の子が見たら「カワイイ~」と言ってしまいそうな…。

ちょっとした気配りが部屋を決める「決め手」になることもあるでしょう。

イメージ写真             ちょっとした心配りが…

もちろんそのマンションは募集直後に満室になりました。

そういえば、車のセールスをしている友人から聞いたことがあります。特に女の人は普通考えられない「印象」で購入を決意すると。

それは、色だったり、エアコンの吹き出し口の形状だったり…。

何が「決め手」になるか…その研究は人間の心理学かもしれませんね。

だから永遠のテーマなのでしょう。

賃貸物件の重要事項説明

2012年1月29日 日曜日

先日、当社が仲介した賃貸物件の契約がありその物件を管理している不動産屋で契約を締結する為、同席しました。

その時の重要事項説明及び契約に関する説明の中で気になった事は、管理不動産屋の方が借主に対して曖昧な感じで返事していたという事です。

素人の私が、そんな対応でいいのかと心配になったくらいです。                   

例えば、契約期間が2年でH24.2.11~H26.2.10までとなっていたのですが、重説書ではH26.2.30までになっていました。(管理不動産屋曰く大丈夫!大丈夫!と‥何が大丈夫なのと思いながら聞いていました‥重説書の日付を訂正すればいいだけでは‥面倒くさいのか?)

又、借主からの質問に対し「たぶん大丈夫ですよ」と言うような曖昧な返事をしていました。

契約をめぐる紛争の殆どは「そんなことは聞いてない」という事から発生する事が多く、この「聞いてない」の殆どが重要事項の説明に関係する事で、本当に「聞いてない」という場合もあれば「聞いたけど忘れた」、「聞いたかもしれないけど良く理解できなかった」など理由はさまざまです。

そういった事を考えると重説時に時間をかけて説明をしても人は時間が経てば忘れてしまうのが常なので、今までの事例等で問題(クレーム)が起こりやすい事などを重点に理解してもらう事が大事ではないかと感じました。

個人的に賃貸で気になる事は今までの経験上、敷金に関する事、経過劣化(通常損耗)で傷んだものに関する責任はどうなるのか、何かが故障した時は貸主借主どちらの責任で補修するのか‥というものでした。

借主側も事前に気になる事があれば、納得のいくまで確認する事は非常に大切だと思います。

仮に契約時「その時は○○です」というように契約書に記載されていない事項が出た場合は口頭だけの確認ではなく追記で契約書に載せてもらうなど借主側の主張も必要だと思います。

東日本大震災から学ぶ危機管理

2012年1月29日 日曜日

昨日の続きで「賃貸管理セミナー」第2部は宮城県宅地建物取引業協会理事をしている不動産会社の代表取締役の方から大震災の様子を伺う事が出来ました。これまでTVやインターネットなどで何となく状況は把握していたつもりになっておりましたが直接体験された、しかも不動産屋会社の立場からのお話は大変ショッキングでもあり勉強にもなりました。

こちらの不動産会社の社員の方々は自社も大変な被害に遭われたにも関わらず、管理物件に対し震災当日から実に積極的に被害調査をされていました。

まず最初に行動した事は停電の暗闇の中深夜までテナントや入居者の安否確認と給排水の事故対応。

連続する余震の中自転車や徒歩で1件1件、室内に閉じ込められた入居者がいないか、2次災害を防ぐため電気のブレーカーやガス元栓閉め。(その中の1件であった話ですがトイレのドアが倒れた家具でふさがり閉じ込められていたそうです。地震対策として狭い廊下などには家具などを置かない事がベストです)

その中でも役にたったのが物件の共用出入り口に防犯対策告知文を手書きで掲示した事らしいです。

通信網がシャットダウンした事を考えると部屋の玄関扉など目につく所ならどこでもいいので安否確認の手段として簡易ポストの設置は、とても役にたったようです。

いざ大震災となったら不動産会社としての仕事はとても重要だという事が改めて認識できました。物件の内見の時など非常口の確認を借主の方ときちんと確認し、エリア別の避難場所及び危険地帯の説明もきちんと出来るよう情報収集に努めていきたいと思います。