‘5-会社概要’ カテゴリーのアーカイブ

横浜市南区の不動産会社栄都

セキュリティー対策  賃貸アパート・マンション編

2012年1月31日 火曜日

以前、私が在籍していた会社では、小規模でありながらも分譲マンション並の「セキュリティーマンション」を売りのひとつとしていました。

外には24時間赤外線が走り、不審者の侵入には警報が鳴り、分譲マンション並み?のエントランスを設け、人数の認証をして入り、影から認証人数以上の人が入るのを防ぎ、
自分の部屋の玄関ドアに行くと、鍵穴のないカード読み取り式の錠前があり、部屋に入ったらセンサーが働く…というシロモノでした。

これはまさに、「安全性」もさることながら、永遠のテーマ「空室対策」を兼ねたひとつの試みでした……が。

機能した点
1)入居希望者に訴えることができた(犯罪の被害に遭った方もいた)
2)セキュリティー費として賃料に上乗せができた

そうでもない点
1)赤外線の誤報が多すぎて、警報は鳴らないようにセットすることになった
2)人数の認証を誤って入館して警報が鳴っていたが、騒音が高いために警報音を消すことになった
3)入居者は宅配便の配達にいちいちエントランスに取りにいかなければならなくなった
4)玄関が電子錠になったため、内鍵、鍵の紛失などの対応や事故が多発した
5)室内の警報について、入居者は周囲の迷惑を考えて、スイッチをオフにしていることが多かった
6)室内アラームシステムは、自動的に登録された電話番号へ電話がかかる仕組みになっていたが、NTTの固定電話の登録が必要だった。入居者のほとんどが固定電話を設置せずに機能も使われず仕舞…

7)玄関のオートロックは電池式のため、電池が完全に消耗して入室出来ない事態がおきた。また、電池交換時に無理をして断線するケースが多かった

普通の錠前は数秒で開けてしまうそうです

これからの点
1)上記6)の例から、せめて携帯電話に連絡がいくようにするべき
2)防犯能力の強さと、生活の便利さは相反することなので、妥協点を検討するべき
3)実際事件が起こった時の対処を想定しておくべき

先に紹介したマンションでは、当初警報音のスピーカーが外に向いていたため、深夜の警報などで苦情が多発したり、
また、警備会社との連携の悪さから、実際に事件が起きた時の想定がまったく甘かったこともありました。

機械に防犯を任せても完全に防ぐことは出来ません。
ただ、現に毎日のように全国で犯罪は起きていますので、実情に見合った対策をたてるべきでしょう。

あまり、入居者に手間をかけるようなシステムは機能しないこともわかりました。
くわしい話は来店されたときにでも。

賃貸契約の際に加入する家賃保証会社

2012年1月31日 火曜日

家賃保証会社とは、賃貸住宅の契約時に必要な賃借人の連帯保証人を代行する会社です。

賃借人が家賃滞納などの家賃債務の債務不履行をした場合、賃借人に変わって家賃保証会社が代位弁済を賃貸人に行うシステムです。

連帯保証人がいても更に保証会社へ加入しなければいけない物件もあるそうです。              

私が20代の頃、賃貸していた時は保証会社へ加入するというシステムはあったかもしれませんが契約時加入した事はありませんでした。(勿論、連帯保証人は付けていましたが‥)

やはり10数年前と比べ経済不況の影響で家賃滞納するケースが増え賃貸人のリスクも大きくなったからなのでしょうか…。

最近では敷金/礼金0という物件も増えましたが、基本的には契約時に敷金/礼金の予算も考慮しておく必要があり今では更に保証会社への加入金も考える必要があるのですね。

今や賃貸するのも簡単に出来ない世の中になっているのかと‥考えさせられました。(だからと言って昔は誰でも借りる事が出来たという訳ではないのでしょうが…)

今日のYAFOOニュースでオセロ中嶋が家賃滞納で、家主である俳優本木雅弘が支払いを求める訴訟準備に入っているとの報道がありました。

但し、原告は本木本人ではなく家賃保証会社で2月にも提訴となる見込みと事。

一般市場でも家賃滞納と言う懸案を抱えている家主が多くなっているのか…ますます保証会社への加入が必須になりそうな感じです。

価格変更、値引き物件の見方

2012年1月31日 火曜日

値引き物件の中から、本当にお買い得なものを見つけるには、いくつか注意点があります。

アウトレットマンションは、ここ数年の不況の産物である。大量に抱えた在庫処分を急ぐデベロッパーや、経営破綻したデベロッパーが投げ売りしたマンションを、再販業者が格安で買い取って販売するマンションのことです。

アウトレットマンションは、要するに売れ残りということ。そこには、当然売れない理由が存在するわけです。その理由が明確になっていて、ご本人がそれを理解したうえで、気に入ったというのであれば、お買い得と・・・・・売れ残った理由については、直接聞いてみればいいと思いますが、最終的には縁がそれまでなかったということです。

一時期、住宅価格が上がりました。そこで売れ残ったものを、値引きして売るわけです、大事なのは値引き率ではありません。下がった値段が、周辺相場より安いのか、立地や物件の品質からいって妥当なのかを見極める必要があります。アウトレットマンションに限らずのことで、そこの見極めはプロ、地元の不動産業者(当社のような)に相談するのが間違いないと・・・・

売れ残りの再販ビジネス自体は、かなり以前から行われていました。不況によって一気に物件が増えたことと、以前は、デベロッパーの下請け業者などが購入していたのですが、それも限界が来て、最近、ちょっとしたブームになりました。