今や共働きは当たり前になっていますが、先日のニュースでは･･･そうはいいながらも、今の奥さんがたは専業主婦を理想としている･･･というものです。

そりゃそうだろ、と思うのは私の年代だからでしょうか？
子供を預けて通勤電車に乗って働いて、周りの目を気にしながらも会社を後にして子供を引き取って帰る･･･

そんな生活と、

朝はご主人と子供を送り出した後、洗濯をして買い物に行って、ランチは友達とレストランで食べて、帰ってちょっと昼寝して、子供が帰ってきて･･･夕食を食べてテレビ見てそのうち旦那が帰ってくる･･･

どっちがいいかというと、後者の方が･･･いい･･･じゃなくてきっとラクですよね（笑）

以前、私の友人の女性が結婚しても働くというので、そんなに働きたいの？と聞くと、子供と価値観がずれないためにも社会の一線にいたいという答えが返ってきました。
収入的にはご主人だけで十分なのにです。

こういう考え方もあるんだと感心しましたが、こういうケースは稀で、今や生活の為にお金が必要だから共働きになることがほとんどだと思います。

ですので家を買ったご夫婦が、家を買ってもあまり家にいない･･･という珍現象が発生してしまいます。

アベノミクスでもなんでもいいですから、ご主人の収入だけで十分満足できる生活がおくれるようになれば、もっと家が家らしくなると思うのですが。

外国のあるペンキメーカーのＣＭのストーリー。

なんとなく欲求不満んな奥さんが、会社に行く旦那さんを送り出した後、よ～しと言わんばかりにペンキとローラーを取りだします。

そして白く殺風景だった寝室の壁をローラーで落ち着いた赤色で塗っていきます。

戻った旦那は（赤い色に興奮して）大喜び。　そのままベッド…
次のシーンでは赤ちゃんを抱いてる奥さんが、今度は子供部屋を塗る…というものです。

外国の家の壁は壁紙じゃないから、塗り易くていいなぁ～と思っていたら、

殆どが壁紙が貼られている日本の家でもできることがわかりました。

それは、壁紙の上から塗れる塗料です。これがまたいい色が揃っています。

壁紙を張るのには熟練した技術が要りますが、このペンキだったらローラーでぐるぐるやるだけ、誰でもそれなりに塗れるでしょう。

ぜひ、これはチャレンジしてみたくなりました。

初めてのかたは、マスキングで床や窓などに塗料が飛び散っても大丈夫なようにカバーをしてやりましょうね。

かなり３０センチやそれ以上の幅のあるマスキングテープも売ってますから、とても楽だと思います。

ああ、他人の家でもいいからやってみたい！（笑）

以前、ホームインスペクターという民間資格を紹介しました。

こういう資格はある程度、実務が無いとできないのではないかと思うし、依頼する方も、資格の数より実績を重んじるのではないでしょうか？

あるインスペクターを擁する会社が一般のかた向けに中古物件を下見するときのチェックシートというものを公開していました。
見てみたところ、とってもあたりまえ。

それはそうですよね、私たち、業界の人間は当たり前のようにチェックするところでも、初めて家を買おうという方はわかりませんよね。

それに、居住中のお宅に行った時は、クローゼットの扉すら開けるのに気が引けたりしますよね。

つい所有者に「住む上で問題ないですよね？」なんて確認しちゃったりして。

所有者は売りたい訳ですから、マイナスのことはよほどひどい欠陥じゃない限り言いません。

仲介業者もその家を建てたわけじゃないですから、隅の隅まで知っている訳がありません。

いろいろわからないことが多い中で、契約をしていくことになります。

でも、2年前の地震でもこうして建っているのですから、柔な建物でないことはわかります。

それに、インスペクターが調べたからと言って１００％安心ということもありません。

潔癖症の方には難しい注文ですが、家、特に中古物件にあまり神経質になっても１００％のものはない･･･くらいに思ってちょうどいいのです。

高い買い物なのに･･･とおっしゃるかも知れませんが、人がしばらく住んだ家ですので･･･。